
俳優の池松壮亮が10月18日、都内にて開催されたAmazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」完成披露イベントに、水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、平柳敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督、Awesome City Clubと共に出席。平柳監督に“ジャパニーズ・ブラッド・ピット”と称された池松が戸惑う場面があった。
「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は、2019年にアメリカで製作され、世界中で大きな話題を呼んだ「モダン・ラブ」の舞台を現代の東京に移し、新たに描くAmazon Originalドラマ。エピソード1からエピソード7まで、さまざまな“愛の形“をオムニバスで紡ぐ、7つの心温まる物語となっている。
ユースケ「キャリアあると断れるんですね」とぼやく
この日、キャスト、監督らは、それぞれが出演、監督するエピソードごとの組に分かれ、人力車に乗って登場。黒澤監督が手掛けたエピソード5「彼を信じていた十三日間」に永作博美と共に出演するユースケは、他エピソードのキャスト、監督らとは異なり、一人で人力車に乗っていた。
これを受け、ユースケは永作について「今、大阪で朝ドラ頑張っています」とした上で、「本当は一緒に人力車に乗って出てくるはずが、なぜ俺一人で乗らなきゃいけなかったのか」とぼやく。「監督と一緒に乗ると思ってたんですよ。監督が恥ずかしいからって断ったみたいで」と続け、「でも、ユースケさんは堂々としていた」と司会に言われると「堂々とするしかないじゃないですか。変だったでしょ」「キャリアあると断れるんですね」と重ねて笑いを誘っていた。

池松壮亮、ナオミ・スコットから発音の指導
また、エピソード6「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」にて、映画「アラジン」のジャスミン役などで知られるナオミ・スコットと共演した池松は「全編、英語のせりふだったんですけど、『earth』っていう言葉が、僕の中では言えているつもりだったんですけど、(ナオミに)全然違うって言われて。『earth』をずっと教えてもらいました」と告白。「たぶん50往復くらいしたと思います」と苦労を振り返った。
そんな池松を、エピソード6を手掛けた平柳監督は「池松さんって本当はすごく自信のある方なんですけど、いつも隠しているんですよね」と評価。「私の演出のイメージは“ジャパニーズ・ブラッド・ピット”になっていただきたかったんです。色気を隠すことなくストレートに出すということ」と池松への演出の方針を明かした。
さらに「最終的には“ジャパニーズ・ブラッド・ピット”になっていますので、皆さん楽しみにしていてください」とアピール。「池松さん、いかがでしょうか?」と司会に感想を聞かれた池松は「いかがですかって言われてもですね…」と戸惑っていた。
◆取材・文=山田健史
※平柳敦子の柳は、正しくは木へんに夘

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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