吉高由里子主演『最愛』、東京ドラマアウォードで“3冠達成”「まるで旅のようなドラマでした」
吉高由里子主演のドラマ「最愛」(2021年、TBS系)が、「東京ドラマアウォード2022」連続ドラマ部門のグランプリに選ばれた。さらに主人公・真田梨央を演じた吉高が主演女優賞、演出賞を塚原あゆ子氏が受賞。このたび、吉高と塚原氏のコメントが到着した。
完全オリジナルで描いた“サスペンスラブストーリー”
同作は、金曜ドラマ「アンナチュラル」(2018年)や「MIU404」(2020年)を生み出してきたプロデューサー・新井順子氏と演出・塚原氏、そして2人とは金曜ドラマ「夜行観覧車」(2013年)、「リバース」(2017年、以上TBS系)でタッグを組んだ脚本家の奥寺佐渡子氏と清水友佳子氏が手掛けた完全オリジナルドラマ。
殺人事件の重要参考人となった実業家・梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬(井浦新)の3人を中心に15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、サスペンスラブストーリーだ。
“世界に見せたい日本のドラマ”を選出
「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さだけではなく、海外発信も見据え“市場性”“商業性”を重視し、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと2008年に創設され、今年で15回目を迎えた。
今回は2021年7月から2022年6月までに放送されたドラマの中から、日本映画テレビプロデューサー協会および、新聞、テレビ誌各社のドラマ担当、テレビ各局のプロデューサーによって選考された。