学芸大青春、顔出しの3周年ライブが大反響! 5カ月連続配信シングルは「華やかで上品さのあるピアノダンス」【全員インタビュー】
「現実世界とメタバースを行き来するダンス&ボーカルグループ」をコンセプトに活動する5人組ボーイズグループ「学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)」。生身の姿とイラストレーター・冨士原良氏がデザインしたキャラクターの姿で、ふたつの次元を行き来しながら活動する彼らが、9月23日にグランキューブ大阪(大阪)、10月8日にLINE CUBE SHIBUYA(東京)でアーティストデビュー3周年記念ライブを行なった。
これまで生身の姿で活動する時にはサングラスや仮面を着けていた彼らだが、今回の3周年記念ライブでついに素顔を解禁! 客席から登場したオープニングから一気にボルテージを上げ、新旧とりまぜ全18曲を披露した。
また、2022年8月から5カ月連続で配信シングルをリリース。「ピアノダンス」をテーマに、メンバーの仲川蓮が奏でるピアノの音色を取り入れたダンスミュージックで新境地を切り拓いている。
今回のメンバー全員インタビューでは、3周年記念ライブを振り返るとともに、配信シングルの聴きどころについて語ってもらった。
「目と目を合わせてライブができるのは初めて。3年目にして初ライブのようでした」(南優輝)
──3周年記念ライブでは、初めて全編通して素顔でパフォーマンスを披露しました。オープニングでは客席から登場し、ファンと至近距離で接していたのも印象的でした。まずは、ライブの振り返りをお願いします。
南優輝(以下、優輝):お客さんと目と目を合わせてライブができるので、すごく楽しみにしていました。でも、いざお客さんを前にすると、想像以上に情報量が多くて、緊張しちゃって(笑)。ひとりの方と目が合い、「あ、うれしそうな顔してくれてる!」と思うけど、「ほかの皆さんも楽しんでくれてるかな」と気になるし、歌とダンスもしっかりやらなきゃ、みたいな感じだったので。ほかのアーティストはこれが普通なんでしょうけど、僕らにとっては3年目にして初ライブのような感覚でした。
相沢勇仁(以下、勇仁):1曲目は客席で歌ったんですけど、想像以上に距離が近くてちょっと恥ずかしかったです(笑)。リハでも客席に降りて確認はしていましたけど、実際にあれだけのお客さんを目の前にして歌うのは初めての体験だったので、「どこ見たらいいんだろう」って。ただ、歌い出してからはめちゃくちゃ楽しかったですね。
内田将綺(以下、将綺):春の4thツアーでアンコールの最後にちょっとだけ「顔出し」したことはありましたが、僕らが感じ取れたのはライブ終盤の雰囲気でした。今回は冒頭から素顔でパフォーマンスしたので、「待ちに待った!」っていうファンの顔を初めてリアルで見られたのが、すごく新鮮でしたね。皆さんとリンクして、僕らも一緒にボルテージが上がっていきました。
仲川蓮(以下、蓮):僕は、ファンの顔がよく見えたのがうれしくて。「あ、このグッズを使ってくれてるんだ」っていうのも、はっきりわかりました。メイクや髪型も細かく見えるようになったので、「自分たちのライブのためにこんなに準備してきてくれたんだ」と伝わってきて、すごくありがたいなと思いました。
星野陽介(以下、陽介):サングラスを外したことで視界もよくなって、うちわの文字が前よりも読めるようになったんですよ。「私たちのためにライブをしてくれてありがとう」っていうメッセージもあれば、「逆立ちして」みたいなのもあって「なんで?」って思いましたけど(笑)。
──サングラスを外したことで、パフォーマンスにはどんな影響がありましたか?
優輝:物理的なメリットと心理的なメリットの両方がありました。物理的には、遠くの客席や僕らの足元、ステージの照明が見やすくなったのがうれしいですね。ダンスも踊りやすくなりました。心理的なところでは、お客さんと目が合った時にエネルギーをもらえることです。ライブでの力って、僕たちが一方的に与えるものじゃないんです。僕たちが投げたものに対して、皆さんが嬉しそうな顔をしてくれたり、例えば切ない曲ではみんなも切ない表情になったりすることで、エネルギーをもらってよりよいパフォーマンスができるんですよね。「これがライブなんだな」って、あらためて実感できました。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/