学芸大青春、顔出しの3周年ライブが大反響! 5カ月連続配信シングルは「華やかで上品さのあるピアノダンス」【全員インタビュー】
「本番の勇仁がすげえ幸せそうな顔で。欲しいものを買ってもらった時の子どもみたいだった(笑)」(内田将綺)
──3周年記念ライブは、どんなコンセプトで企画したのでしょう。
優輝:ここまで応援してくださったファンの皆さんへの感謝をこめて、素顔を含めて僕たちのパフォーマンスを届けたいと思いました。それで、客席に降りて皆さんに顔を見せるパフォーマンスを取り入れたんです。3周年の感謝と新たな学芸大青春の始まりを提示することが、大きなテーマでした。
──セットリストはどのように決めていったのでしょうか。
優輝:3周年記念ライブなので、1stアルバムのソロ曲をはじめ、懐かしい曲も含めて演出家の方とともにセットリストを組んでいきました。
将綺:しかも、大阪と東京でセットリストを大きく変えたんです。これまでにリリースしたソロ、デュオ曲の16曲をすべて披露しようっていうテーマもあったので、中盤はガラッと曲を入れ替えました。そこは新しい挑戦でしたね。
優輝:ソロ、デュオ曲は振付が入っていないので、演出家の方に協力していただきつつ、自分たち主体で考えました。その作業が今回一番大変でしたし、僕たちの成長にもつながったと思います。「しっとりした曲が続くから、ここでダンスが大きく入る曲を入れよう」と全体の構成も考えつつ作り上げていきました。
──演出面で特に印象に残っている曲やパフォーマンスは?
陽介:東京公演では、優輝のソロ曲「Chilling Day」で僕と将綺が曲中に登場する「地元の友達」役としてステージに登場したんです。途中、優輝とハンドシェイクするシーンがあったんですけど、その時の優輝がほんとに生き生きしていて。演出を1曲ずつ考えるのは大変でしたけど、クリエイティブな時間だったなと思います。
勇仁:僕は、陽介と将綺のデュオ曲「ずっと」のAメロに登場させてもらいました。ふたりが「3周年記念ライブだし、歌詞の世界観的にもこの曲は5人でステージを作りたい」と言ってくれて。リハでも何度かやってたんですけど、本番でのふたりの表情が一番優しかったのが印象的でしたね。
将綺:それで言うと、本番の勇仁の顔が一番優しかったよ。
勇仁:え、マジで?
将綺:すげえ幸せそうな顔してて。リハでは淡々としてたけど、本番は欲しいものを買ってもらった時の子どもみたいな顔だった(笑)。
陽介:お互いの目と目が見えるようになったからこそ伝わった感情だよね。
──仲川さんは、キーボードを弾きながらのパフォーマンスも披露しましたね。
蓮:東京で披露した「予報通り、雨。」で、シンセサイザーを弾かせてもらいました。鍵盤楽器を人前で弾くのは、広島にいた頃のピアノの発表会以来で。やっぱりめちゃくちゃ気持ちよかったですね。
──全体としては大成功でしたね。その一方で星野さんは、東京公演のMCで「客席を埋められずに悔しい」とお話しされていました。3周年記念ライブの手ごたえを、どう感じていますか?
陽介:「大成功」と言っていただけるのはうれしいですが、正直ダンスも歌もMCも、まだまだめちゃくちゃ課題があります。メンバーそれぞれが課題点を修正してスキルアップを重ねていくことが、今回みたいな大きな会場を埋められることにつながるのかなって。これがある意味僕たちのスタートラインなので、ここで満足せずに次のステップに向けて励んでいきたいです。
優輝:確かに、お客さんの盛り上がりはこれまでで一番でした。でも、僕たち5人のパフォーマンスがそれに応えられるベストなものだったかなという気持ちもあって。スキルを上げるのはもちろんですが、僕ら5人の熱さ、青春っぽさをもっと伝えられたらと思います。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/