渡辺謙主演の刑事ドラマシリーズ「わが町」、BS12にて放送
BS12では、渡辺謙主演の刑事ドラマシリーズ「わが町」を11月3日(木)より放送する。同シリーズは、アメリカン・ミステリーの大家エド・マクベインの人気警察小説「87分署」を鎌田敏夫の脚本でドラマ化したもの。1992年から1998年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されていた。
11月3日(夜6:00-)放送「わが町#1」あらすじ
誤認逮捕の容疑者が突然死。愛人が警察に立てこもる。下町の交番が襲われ、拳銃が奪われた。犯人の美浦(根岸季衣)はさらに警察署に侵入。拳銃を振り回し、刑事・吾郎(渡辺)を出せという。美浦は、吾郎が担当する事件の容疑者・斉藤(後藤哲夫)の愛人だった。
斉藤は取り調べ中にぜんそくの発作で突然死していた。容疑は、斉藤が操船するクルーザーの、密室のキャビン内での会社社長毒殺だった。
11月10日(夜6:00-)放送「わが町#2」あらすじ
殺人容疑の女と中年刑事の禁じられた恋。相田という中年男が猟銃で頭を撃ち、自殺した。遺書はない。刑事の吾郎(渡辺)は同僚の鳴海(蟹江敬三)と相田の愛人・美佳(美保純)に会う。
相田とはホステス時代に知り合い、ミュージカルに出たいという夢を聞き、「金を出してやるから、夢を捨てるな」といってくれたと話す。鳴海は吾郎に美佳が初恋の女に似ているという。相田と取引のあった高野(草野裕)を捕まえ、相田が恐喝屋だったと分かる。
11月17日(夜6:00-)放送「わが町#3」あらすじ
殺人予告の手紙が警察に届き、刑事たちに対立と苦悩が。「たか子を殺す」とだけ書かれた手紙を、少年が西月島署に届けてきた。警官に頼まれたという。署では該当するような警官を集め、ひそかに少年に面通しさせると、似てるかもしれないと杉山(安藤一夫)を指した。
杉山の友人・森田刑事(渡辺)は、ニセ警官の仕業に違いないと主張するが、同僚の向井(平田満)は甘い見方だと反発する。向井と鳴海(蟹江)は杉山を尾行する。
11月24日(夜6:00-)「わが町#4」
悪女?愛人?聖女?殺された女の本当の顔。酒店の店員・隆子(大野ゆり)が殺され、森田刑事(渡辺)は捜査を始める。隆子は酒好きがもとで離婚し、酒屋の主人・真鍋(北村総一朗)の愛人に。給料の他に愛人手当てももらっていたらしい。真鍋の妻・倫子(左時枝)に子供はいない。
隆子はボランティアで、盲目のサックス奏者・水木(井田州彦)に週1度、本を読んでやっていたとも聞く。さらに森田は、同僚の黒土刑事(佐藤B作)が離婚直後の隆子と知り合い、浮気をしていたことも知る。