小宮璃央“浩一”と井上想良“満”はキャンプ場へ 熱い湿気を孕んだテントの中で二人は…<永遠の昨日>
小宮璃央と井上想良がW主演を務めるドラマ「永遠の昨日」(毎週木曜深夜1:20~ほか、MBSほか)の第3話が、11月3日(木)に放送される。
“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー
同ドラマは、交通事故に遭ってしまった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”二人の姿を描いた、榎田尤利原作のBL小説「永遠の昨日」が原作。
陽気でクラスの人気者の浩一(小宮)と秀才で人付き合いが苦手な満(井上)。高校生の二人は正反対の性格ゆえに強く引かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメートたちは次第に浩一の存在を忘れ始める。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた二人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーとなっている。
事故後、何事もなかったように起き上がる浩一に満は…
10月27日に放送された第2話では、トラックにはねられた浩一が何事もなかったように起き上がり、満に笑いかけるという衝撃的なシーンからスタート。状況を飲み込めずにいる満は浩一の胸に耳を寄せるが、浩一の心音は全く聞こえない。
心臓は止まっているが生きているという特殊な状況に置かれた浩一。普通なら世間から隠し通せる状況ではないが、今までと同じ生活を継続できるように、満はクラスメイトに協力を仰ぎ、担任の小河(中村優一)らも巻き込むことに。そして、授業の時間をもらった満は、浩一の現状を知ってもらうため、あえてクラスメイトの目の前で、痛々しい浩一の怪我の手当をする。浩一の怪我を間近で見たクラスメイトたちは満たちの話にも納得し、浩一の状況を隠す協力を得ることができたのだった。
その後、クラスメイトと昼食を取る浩一と満。ただ、全く弁当に手をつけない浩一を心配そうに見守る満に対し、浩一は「なんか腹が減らないんだよね」と一言。 浩一の身体を心配した満は、放課後、浩一を病院に連れていき、内科医の香住(小林涼子)に内密に診察してもらうことに。そこで出た結果は、衝撃的なものだった。その後、香住から「彼のことが怖くないの?」と問われた満は、「別に怖くないです」と返答。
ラストシーンでは、「本当は、一度だけある。浩一のことを怖いと思ったことが。浩一のことを、たった一度…」という満のナレーション後、明かりが灯ったテントが映る…という意味深な場面で幕を閉じた。