大ヒット韓国ドラマ「太陽の末裔」のソ・デヨンを演じ、韓国はもちろん世界で人気を博した“イケオジ”俳優チン・グ。現在、ドラマ「刑事ロク 最後の心理戦」で主演のイ・ソンミンと初共演とは思えない絶妙なコンビネーションを見せている。
ソウルから田舎に左遷されてきた捜査課長・クク・ジナン
「刑事ロク」は1本の電話をきっかけに同僚殺しの容疑者にされてしまった定年間近のベテラン刑事・キム・テクロク(イ・ソンミン)が、自分に濡れ衣を着せた正体不明の脅迫犯「友」と名乗る人物を捕まえるために奔走する中で、自身の過去と向き合うことになっていくヒューマンミステリー。「ディズニープラス」内「スター」ブランドで全世界同時配信中のディズニープラスオリジナル作品。毎週水曜に2本ずつエピソードが追加され、全8話で構成される。(以下、ネタバレを含みます)
チン・グが演じるクク・ジナンは、テクロクが居るクモ署の新任捜査課長。上司に喰ってかかったせいで、ソウルからクモ市に左遷されてきたのだという。赴任の挨拶前に立ち寄った港で、老体を顧みず容疑者を全速力で追いかけるテクロクに遭遇して図らずも捕り物に参加することになってしまい、この老刑事が捜査の足手まといになると感じたジナンは、最初からテクロクに良い感情が持てない様子だった。
そんな中、テクロクの同僚刑事が殺され、全ての証拠がテクロクが犯人だと示していたため、ジナンはテクロクが犯人だと確信。取り調べでも容疑者と決めつけて、テクロクがいくら違うと言っても、“巧みな言い逃れ”と受け止め、テクロクを揺さぶる。2人のやり取りは一触即発の空気の中進んでいき、見ているこちらもその様子を息を殺して見入ってしまうほどの緊張感をもたらした。
普通なら身柄拘束となるはずが、テクロクと話した署長のグァンス(キム・ホンパ)が、「時間をやれ」と言って、彼を帰すことにして、ジナンは腑に落ちないものを感じる。そんな彼に、ハン刑事(キム・ミンジェ)が、署長と殺されたヒョンソク(キム・テフン)が不正に手を染めて大金を手に入れていたこと、そして、署長の尻拭いをヒョンソクがしていたことを伝え、署長が殺したのではないかと思っている、と打ち明ける。それを聞いたジナンは、ハン刑事に事件当日の署長の足取りと不正の内容を調べるように頼むのだった。
ジナンは調べを進めるうちに、テクロクはハメられたのではないか、と思い始める。と同時に、テクロクが調べ直せと言ってくる過去の事件が一見何の繋がりも無さそうだが、実はどれも署長に有利に動いていたことに気づく。そして、テクロクと共に「地下道放火殺人事件」の真犯人を捕まえる。真犯人はクモ病院の院長の息子だったが、当時、ヒョンソクが隠ぺい工作をしたことも明らかになった。ジナンは、このように隠ぺいや捏造が日常茶飯事の現状を知り、また、この期に及んでもまだ隠ぺいしようとする署長に対し、ますます署長への疑念を深めていく。
ジナンがクモ署へ来た真相は…
一方、テクロクは自分の周りの誰もが「友」に見え、神経をすり減らしていた。そんなとき、ジナンがクモ署へ来たのは実は左遷ではなく、自ら志願してやって来たことを知り、彼にも疑いの目を向ける。
ジナンにクモ署に来た理由を問い詰めると、彼が庁長を飛ばしたせいで、本庁で、特に直属のチーム長からの「辞めろ」という圧がひどかった。それで、チーム長の収賄を暴露して、子供のころに2年ほど暮らしたことのあるクモ市へ息抜きがてらやって来たのだと言った。
ジナンは先日、放火事件の真犯人を一緒に捕まえたときに、テクロクはヒョンソク殺しの犯人ではないと確信し、好意のような感情が芽生えていたのだ。それなのに、逆に犯人だと疑われ、スネてしまった。
気まずい空気が流れる中、テクロクの携帯に「友」から電話がかかってきた。そこで、テクロクはジナンに「友」のことを話し、ジナンは彼に協力することにした。
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