日本の民族衣装である“キモノ”が、サステナブルかつ愛されるファッション、文化としてグローバルに定着することを目指すアワード「KIMONOIST」。その授賞式が11月15日に都内で開催され、モダンな着物姿でウオーキングを行ったアイナ・ジ・エンド、槙野智章選手、観月ありさらが受賞した喜びを語った。
アイナ「緊張しました」
これまで着物を着る機会がなかったというアイナは「日本人として生まれてきたので、このような機会を頂けてとても幸せです。正直、着物に詳しくないので歩くのは緊張しました」とコメント。「青い帯がかわいい」と披露した着物のお気に入りポイントを明かし、着物について勉強していきたいと意欲を見せる。しかし、一人で着付けできるようになりたいかと問われ「着せてもらいたい」との回答に、会場から笑いが溢れた。
同じく着物を着る機会がなかったという槙野選手は「これまでプロサッカー選手を17年間やってきて、初めてサッカー以外で賞を頂きました。サッカー界、スポーツ界を代表してこのような賞を頂けたことをうれしく思います」と感謝を述べ、「機会があったら着物を着てスタジアムに行きたい。選手を辞めた後は監督になることが夢なんですけど、今まで着物を着て指導した監督はいませんので、着物を着ながらサッカーの指揮を取ってみたい」と今後の目標を語った。
槙野選手「端っこで良かったです」
そんな槙野選手の着物姿をアイナは「普段はパフォーマンスされている姿が印象的なので、新鮮で格好良いです」と絶賛。観月も「躍動的なイメージが強いので、ピシッと着物を着られると映えますね」と称賛すると、気恥ずかしさを抑えられなくなった槙野選手は「すてきな2人に緊張しているので、端っこで良かったです」と照れながら答えた。
一方、これまで着物を何度も着る機会に恵まれたという観月は、着物好きであることを明かし、「年齢的にもどこかに出掛ける際に着ていけるものが欲しいと思いまして、今年初めてお着物を買いました」と告白。「これから自分で着付けができるように勉強して、着物生活をしてみようと思います」と楽しそうに語っていた。