平野紫耀“黒崎”「これからが本番だよ」真の“宿敵”を探すべく新たな旅が始まる<クロサギ>
King & Prince・平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第6話が、11月25日(金)に放送される。同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。
2022年の現代を舞台に“クロサギ”が暗躍
原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。「詐欺」が身近な脅威となっている2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに発生している詐欺にクロサギが立ち向かっていく。
同ドラマには、検事になることを目標に勉強している大学生・吉川氷柱を演じる黒島結菜や、甘味処「かつら」の店主で、裏の顔は詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和も出演。
また、警察庁のキャリア組・神志名将を井之脇海が演じる他、中村ゆり、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下ネタバレを含みます)
父をだました詐欺師の“最期”
11月18日に放送された第5話では、黒崎と宿敵・御木本(彌十郎)との激しい“だまし合い”が描かれた。御木本を追って、中国・上海へ向かった黒崎。一方、上海の詐欺業界でしのぎを削るマフィア「レッド・ドラゴン」から利子の返済を迫られている御木本は焦っていた。
その後、「レッド・ドラゴン」と敵対するマフィア組織「キング・タイガー」も巻き込み、大金が動くという展開に。犠牲者も出た命懸けの最終決戦は、黒崎に軍配が上がった。
御木本の元へと向かった黒崎は、胸ぐらつかみ「お前はここで終わりだ」と告げる。すると、「それでもお前の復讐は終わりじゃないけどな。お前の仇は俺で終わりじゃない、あとは自分で探せ」と笑った御木本。最期は、ホテルの一室で自ら命を絶った。
御木本の退場により、黒崎にとって新たな旅が始まる。御木本が死んでもなお残る怒りや憎しみといった感情たち。「この世のシロサギを全部喰う」と心に決めた彼の復讐に、終わりは来るのだろうか。次回、第6話では日本へ戻った黒崎が新たなシロサギの情報を買う。新章で見せる黒崎の華麗な詐欺テクニック、そして人間味あふれる表情に期待したい。