沙帆が凪沙を襲う
自分と話したければ「2人きりで会って」という沙帆のところに出向く陽佑。そこで沙帆は、「父親の命を守りたければ、私と子どもを作って」と、とんでもない要求をした。ところが、陽佑はその会話を康佑に聞かせており、康佑は「もう二度と私たち家族の前には現れないでくれ」と言った。沙帆は「どうしてこうなるのよ!」と怒りつつ、「さよなら陽佑」と去った。
だが、企みを終わらせることはなかった沙帆。凪沙の家に突然やってくると、電気ショックを与えて失神させ、どこかへ連れ去った。
沙帆を演じる瀧本の怪演が続いた。康佑を甘く誘惑する姿、思い通りにならずに陽佑に言葉をぶつけるときの怒気を含んだ声、凪沙を襲うときの凍てつくような目つき。狂気のにじませ方がゾクゾクさせる。
SNSには「ドロドロすぎ」の声と共に、「瀧本美織さんの演技すげえええ」「瀧本美織の演技力すごいなぁ」などの感想が寄せられた。
第6話では、凪沙が地元・広島の広告会社で働いていた時の先輩で、現在は東京でフリーランスのデザイナーとして活動する桧山(永井大)の登場も気になるところだが、次回、12月1日(木)放送第7話の予告では第1章が完結するとある。“家族”を持つことに執着しているように思える沙帆。解き明かされる過去に期待が高まる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部