寺島しのぶが、2023年1月8日放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(夜8:00-8:45ほか※初回は15分拡大、NHK総合ほか)にて、語りを務めることが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。語りを務める寺島と制作統括・磯智明がコメントを寄せた。
寺島しのぶコメント
お話をいただいて、真っ先に思ったのが、「私で大丈夫ですか?」でした。でも台本を読んでみたら、すごく楽しくて。画にきちんと沿っている語りがあれば、全然違うことを言っている場面もあるんです。「さあ、どうやろう?」とワクワクしました。収録では、毎回、即興でお芝居をしているような感覚ですね。試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思いますし、私がやることで、少しでも作品にとってプラスになれば幸いです。皆さま、どうか広い心で聞いてやってください!
制作統括・磯智明コメント
寺島しのぶさんにドラマの語りをお引き受けいただき、とてもうれしく思っております。寺島さんの語りは、激動の家康の生涯を語る上でふさわしい、力強くも繊細な感じになると、とても楽しみです。実は、寺島さんは語りの“中の人”にピッタリなのです。ナイーブな家康を、語りの方は強き神の子であると固く信じて止みません。語りの“中の人”とは一体、誰なのでしょうか。劇中でいつか明かされると思います。寺島さんの声をヒントに、楽しみにお待ち下さい。