平野紫耀“黒崎”「アンタの命令はもう聞けない」三浦友和“桂木”と涙の決別…全てを捨て宿敵との最終決戦へ<クロサギ>
King & Prince・平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第9話が、12月16日(金)に放送される。同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。
2022年の現代を舞台に“クロサギ”が暗躍
原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。「詐欺」が身近な脅威となっている2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに発生している詐欺にクロサギが立ち向かっていく。
同ドラマには、検事になることを目標に勉強している大学生・吉川氷柱を演じる黒島結菜や、甘味処「かつら」の店主で、裏の顔は詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和も出演。
また、警察庁のキャリア組・神志名将を井之脇海が演じる他、中村ゆり、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下ネタバレを含みます)
「宝条帝国」を攻略すべく、黒崎が“アカサギ”に!
12月9日に放送された第8話では、“宝条帝国”と呼ばれる裏金作りのための資金源のひとつである医療法人をターゲットに定める。
医療法人の理事長を務める宇佐美(津田健次郎)に近づくため、黒崎は妻・伶華(高田里穂)と接触することに。彼女が新宿のホストに貢いでいるという情報をつかんでいた黒崎は、金持ちでホスト風の男を装い「口説いてこない男が嫌いなんでしょ?」「焦らなくてもゆっくり知り合えばよくない?」と言葉巧みに伶華の心の隙間に入り込んでいく。
その後、黒崎は伶華の紹介で宇佐美と近づくことに成功。裏金作りに協力するふりをして10億円をだまし取ると、誰の指示で違法行為をしているのかと問い詰める。しかし、かたくなに宝条の名前を出さなかった宇佐美は「全て私が自分でやった」と自供、黒崎は宇佐美の“本性”をネットで拡散し、その場を去るのだった。