Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務めるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の最終回となる第10話が、12月17日(土)に放送される。
現役医師によるベストセラー小説が原作
同ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計20万部突破のベストセラーが原作。研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破るハートウォーミング・ミステリーとなる。
玉森演じる諏訪野は、人当たりがよく、空気を読むことに天才的に長けているという性格。医者としての自分の適性に悩みながらも、患者に寄り添い、真っすぐに立ち向かっていく。
12月17日(土)放送 第10話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)は、緩和ケア科で最後の研修を受けることに。指導医の窪(高嶋政宏)から広瀬(原田泰造)の主治医に任命された諏訪野は、ベッドの上の広瀬にやりたいことや行きたいところはないかと尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。
その日の昼。休憩中の研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がっていた。仲間たちはすでに研修終了後の行き先を決めているようだったが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。
昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、突然男性から「諏訪野良太さんですよね」と声を掛けられる。その人物は、警視庁捜査一課の桜井(山崎一)という刑事だった。桜井は「広瀬秀太さんのことで、ちょっとお話が」と告げ、広瀬の意外な過去を語りだす。
24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官へ暴行を働いた罪で、7年間服役していたのだった。驚く諏訪野に、桜井は「広瀬さん、冤罪かもしれないんです。金は盗んでいない可能性がある。もしそうだとしたら、取り返しのつかないことをしてしまった…」と明かす。
自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、広瀬から面会を拒まれているという。そこで桜井は、諏訪野に「広瀬さんに、私に、刑事に会うよう言ってもらえませんか？」と依頼する。
なぜ担当医である自分がと尋ねる諏訪野に、桜井は「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね？」と告白。思いもよらなかった一言を耳にして、諏訪野に衝撃が走る…。
24年前、ビルの警備員をしていた広瀬は夜勤中、ビルの最上階にある不動産会社の金庫から現金1億円が盗まれる事件に遭遇。その日の防犯カメラには、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていた。
警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見。その際、広瀬が激しく抵抗し捜査員の桜井に暴行したため、現行犯逮捕されたのだった。当時を知る冴木(椎名桔平)の話では、逮捕された広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。
冴木の話を聞いても、諏訪野は「僕は、どうしたらいいんでしょうか」と頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる？」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は、「俺が考えてあげる！良太先生にぴったりの科！」とメモとペンを取り出して…。
親子の過去がついに明らかになる中、確実に近づいてくる父との別れの時。医者として、息子として、諏訪野にできることは一体何なのか。そして、研修医たちが選ぶ研修後の進路はどうなるのか。2年間の集大成となる“最後の研修”が始まる！
