ふぉ～ゆ～・福田悠太主演のオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「悪魔の毒毒モンスターREBORN」の初日囲み取材会が、1月14日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催され、福田、平野綾、林翔太、宮原浩暢(LE VELVETS)、霧矢大夢が登壇。福田がヒロイン役で今作から加わった平野の歌声を絶賛した。
この世界に飛び込みたいと思います
初演に続いてメルビン・ファードIII世／悪魔の毒毒モンスターを演じる福田。約3年ぶりの再演を迎えることに、福田は「もう始まるんだなっていう感じです。普段は、私ふぉ～ゆ～というとても面白いグループで活動させてもらっているんですけど、多忙な時期ではあったんですが、そこを乗り越える勢いでこの毒毒モンスターの世界に飛び込みたいと思います」と、心境と意気込みを語る。
また、ド派手なモンスターコスチュームについても「これ2トンぐらいです。でも、このために修行してきたので、前回の初演のときは大変だったんですけど、再演が決まってから2トンに耐えられる体を作ってきました。ははははは」とおどけてみせた。
主演の福田ら4人のキャストは2020年に東京公演が行われたミュージカル初演時から続投だが、再演から平野がヒロイン・サラ役で初参加に。初参加の感想を、平野は「最初は緊張してお稽古に入ったんですけど、(福田を指して)こんな感じですごく和ませてくださったので、カンパニーにもすごく溶け込めて毎日楽しく稽古をさせていただいていました。早くお客様にも見ていただきたいです」と、“座長”のおちゃめさもあって、すぐに溶け込めたことを明かす。
それに対し、リポーターから“どんな感じで？”と振られた福田は「だからこんな感じ！先ほど鼻毛を抜くことを忘れまして、あまり下から撮らないでいただきたいんですよ。誰か毛抜きを持っている方、貸していただきたいんですけど。ちょっと美意識高いんで、僕」とユニークに返すと、平野は再度「こんな感じです！」と笑顔を見せた。
また、霧矢が「初演から3年たってまたこのメンバーが集結して、この座長の下で本当に楽しい作品に巡り会えてうれしいのと、平野綾ちゃんが新しいキャストとしてまたいい感じの味を出しまくっているので、開幕が楽しみです」と再演を迎える心境を語り、宮原も「2023年がこの作品から始められるということで。座長がふざけているんですけど、面白いです。会場に来ていただけたら爆笑できると思うので、早く本番が来てほしいです」とコメント。
ゴールを目指してみんなで頑張りたい
そして、林は「福ちゃんのことをたくさん勉強になるなと思いながら見せてもらっています。この記者会見の模様、発言、全部勉強になるなって。次の作品で俺もこうしてみようかなと思ったんですけど、ちょっとまねできないなって(笑)」と福田への敬意を示しつつ、「前回大阪が(コロナ禍で)できなかったのですが、今回は大阪もできそうということで、ゴールを目指してみんなで頑張りたいなと思います」と、東西“完走”への強い思いを語った。
あらためて見どころを聞かれ、福田は「それぞれにたくさん見どころがあって、僕だったらうまくなった歌とかね！歌とか、こういうスーツとか、霧矢さんはステージ上で…あ、ごめんなさい。これは劇場で見てもらって…平野さんの歌を聞いたことあります？ お金払いたくなりますよ！」と主張すると、他のキャストから「(観客)みんな払って来ています(笑)」と総ツッコミが。
さらに福田は「僕なんか稽古場でお金を払いそうになったんだから！後ろに立っていて。『QUICPay(電子マネー)使えますか？』って言って。『使えませんよ～』って言われましたけど」とまくしたて、一同を笑わせていた。
