「ステイ」の仕返しをする一星がかわいすぎる!
そんな中、鈴が深夜といるところを一星が目撃し、ショックから風邪をひいて寝込んでしまう。鈴は一緒の手話教室に通う千明に頼まれて好物のゼリーを届けることに。
深夜とのことをちょっと怒りながらもうれしい一星。鈴が食べようとしたゼリーを一星が奪って顔が近づくが、一星は春のアドバイスを思い出して距離をとった。
その日は看病してそのまま一星の部屋で眠ってしまった鈴。翌朝、一星に送ってもらいながらしばし海辺で語り合う。話しているうちに、ふと過去の医療事故を思い出して落ち込んだ鈴をユニークな踊りで励ます一星。自然と笑顔を取り戻した鈴は、「子どもみたいだと思っていたけど、そうでもないんだね。私なんかよりずっと真っ直ぐで、優しくて強いんだね」とつぶやいた。
そして流れでキスを期待する鈴に、「鈴が本当に俺を好きだと思うまで、キスはステイします」と手話で告げた。“ステイ”の仕返しに、鈴は「しょうがないな…」と一星のおでこにキスをするのだった。
恋の始まりで、まだ少し距離がある時期ならではのときめきにあふれていた第3話。SNSでは「かわいすぎて胸が苦しい」「キュンキュンする」「ときめきが止まりません」「1話であんな簡単にキスしたのにこのじれったさ」と盛り上がった。
ただ、鈴と一星の恋はまだすんなりとはいかないようだ。
10年前に深夜が妊娠中だった妻と胎児を亡くしてしまった時、突然の出来事に涙も出なかった彼の代わりに、研修医だった鈴が泣いてくれて、鈴のような医師を目指そうと決意したことが明かされた。その当時を思い出して再び涙する鈴の頬に手を伸ばそうとした深夜の思いはどんなものなのか。
また、ラストの海岸のシーンで、鈴と一星の姿を遠くから見つめる人物の手元が映し出された。結婚指輪をした手をぎゅっと握りしめ、どこか不穏な感じも。この人物なのか、エンドクレジットでキャスト名が1人だけ塗りつぶされているのも注目された。
◆文=ザテレビジョンドラマ部