広瀬すずが主演を務める映画「水は海に向かって流れる」に、大西利空、高良健吾、當真あみが出演することが解禁され、3人からコメントが届いた。
田島列島のコミックスを広瀬すず主演、前田哲監督で映画化
本作は、2021年に映像化もされた「子供はわかってあげない」で漫画賞を総ナメにした田島列島氏の同名タイトルコミックスが原作。広瀬すずが主演、監督は「そして、バトンは渡された」の前田哲氏が務め映画化され、6月からTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開される。
この度、広瀬すずとシェアハウスで同居する10歳年下の相手役に大西利空、ユーモア溢れる脱サラ漫画家の叔父に高良健吾、長編実写映画初出演の當真あみが恋心を秘めた同級生役を演じることがわかった。
広瀬すず「昔の私だ」、大西との初共演を語る
本作の主人公は、過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言している26歳のOL・榊(広瀬)。物語のキーパーソンとなる直達を演じるのが大西だ。大西は「3月のライオン」(2017年)、「キングダム」(2019年)などで主人公の幼少期、「るろうに剣心」シリーズで“明神弥彦”を演じるなどキャリアを重ねてきたが、今回は約400名のオーディションを勝ち抜きつかんだ大役となる。
大西とは初共演となる広瀬は「自分より年下の方としっかり組んでお芝居をするのが初めてだったので、新鮮でした。テイクによって少しずつ演技を変えると、それを受けて直達も変わっていく姿を間近で見て、“昔の私だ”と思いました」と語る。
また前田監督は、「長いキャリアを持っているのに、初々しさに溢れる天然な人柄と、初めて会ったのに何度も会っているような親しみやすさが利空くんの素敵なところで、直達そのものでした。演技なのか地なのか、撮影時と控え時の境界線がなくて、利空くんの中に最初から直達が同居しているようでした」と太鼓判を押す。
さらに「普段は飄々としている低体温な役柄ですが、思わず感情が溢れ出すシーンでは、スタッフ全員が感動するほど出し切ってくれました。二日がかりでの撮影になりましたが、その本気の姿は必見です」ともコメントした。
