“令和のグラビアクイーン”の愛称で知られる沢口愛華が、20歳の誕生日当日となる2月24日(金)に『沢口愛華フォトブック GRAVURE A to Z』『沢口愛華フォトブック Tokyo trip』を2冊同時発売する。フォトブックの見どころや、高校卒業後に上京してから約1年半が経った今の心境、今後の目標などについて語ってもらった。
同書は、ヤンマガWebで1年間配信されてきた連載「週刊 沢口愛華」をフォトブック化。高校卒業後に上京した沢口が、まだまだ知らない東京のことを知ろうと名所を巡る企画「さわ散歩」が『沢口愛華フォトブック Tokyo trip』に、AからZのアルファベットではじまるワードをテーマにグラビアに挑戦する企画「グラビアA to Z」が『沢口愛華フォトブック GRAVURE A to Z』にそれぞれ収録される。
「まだ16歳くらいだと思っています」
――記念すべき20歳の誕生日にフォトブックが発売となります。
「誕生日発売かもしれない」ってずっと言われていたんですが、本当に誕生日当日なんだって思いました。今後、「20歳の誕生日の思い出は何ですか」って聞かれたら、「フォトブックを発売したことです」って一生言えるのでありがたいです。
――20歳になる実感はありますか?
本当にどうしよう。自分が20歳ってまだ信じられないです。まだ16歳くらいだと思っています。昔は、大人になりたいってすごく思っていたんですけど、今はもうずっと16歳、17歳がいいですね。
――もうすでに19歳ですが…。
すでに19歳なんですよ。歳を取りたいと思ったら取れなくて、取りたくないと思ったら取っちゃうので。大人になれるように頑張ります。
グラビア撮影はスタッフとの「意思疎通」
――「さわ散歩」の撮影で印象に残っている場所はありますか?
「浅草花やしき」に行ったことは覚えてますね。プライベートで行ったことがなかったので。「ここテレビで見たことある!」みたいな場所を発見したり、古き良き感じのジェットコースターに乗って頭をガンガン振られたりしました。
「さわ散歩」では、友達とまた来られたらいいなと思わせてくれる場所にたくさん行けたので、今振り返ってもすごく楽しい思い出ばっかりだなと思います。
――「グラビアA to Z」で印象に残っている撮影テーマはありますか?
テーマのワードは、編集の方が1文字1文字全部本当にこだわりにこだわっていました。思い出してみるときりがないんですけど、「O」の「Orchard(果樹園)」かな。本当にくだものがたくさんで、シューシーないい匂いがして、それを持ち帰って食べることもできる、私にとっては嬉しいことしかない撮影でしたね。
あと、「R」の「Rabbit(ウサギ)」が楽しかったですね。耳をつけたり、右手の人差し指と中指に白いネイルをして前歯に見立てたり。あえて説明はしてないんですが、読者の人が気づいてくれたらいいよねみたいな感じでやりました(該当カットは「ヤンマガweb」のみで配信)。今年は卯年なので、ぴょんぴょんしているところも見ていただけたらなと思っています。
それから、「N」の「Nymph(少女の精霊)」も楽しかったですね。とんがった耳と羽をつけて撮ったんですけど、スタッフさんたちも「異世界転生系アニメみたい!」ってテンション上がってました。
――「Rabbit」の前歯の話など、そのような撮影のアイデアは沢口さんから出すこともあるのでしょうか?
全然無いです。私、グラビアで、「こういうのしたいです」とか「こういう水着着たいです」って言ったことがなくて。「この水着前も着たことあるかも…」くらいしか言えない人間なので。グラビアは、自己表現の場ではあるんですけど、なかなか自己表現が苦手なので、周りの方の力を借りて、ようやく自己表現ができています。
指でウサギの前歯を作るアイデアは、メイクさんがコソコソって塗ってくれて、正面の構図の時に、「この2本出して前歯作ってみて」って言われてやったらカメラマンさんが気づいて、「え!すごい!」ってなって生まれたので、そうやって作り上げていく感じです。
――グラビアの現場はチームプレーなんですね。
そうなんです。なので、私からは一言も言っておりません。私はただただ、こんな感じかな?ってポーズと表情で決めているだけの人間なので、それをうまく撮ってくれたり、編集してくれたりしてようやくできあがっています。スタッフの皆さまのおかげです。
――「グラビアA to Z」は、コンセプチュアルなタイプのグラビア作品だったと思うのですが、撮られる側として、普段のグラビアとの違いはありますか?
コンセプトを考えてくれた編集の方が「こういう感じで撮りたい」というのを説明してくださるので、それを聞いた上で、カメラマンさんや私が、頭の中で思っている方に寄せていく感じです。「こうしようああしよう」というより、まずはお互い出してみる感じで、 “意思疎通”だと勝手に思っています。
――大変だった撮影はありましたか?
「B」の「Bloom(花)」では、なかなか思ったように撮れなくて、めちゃくちゃ時間がかかりました。夕日が差し込む感じの雰囲気で撮りたかったんですけど、日が暮れちゃったりとかして。結構ギリギリで仕上げた感じでした。
最初の方だったので、スタッフさん含めてみんな手探り状態で、「グラビアA to Z」というものがまだ形になってなかったから「どうしようどうしよう」となってしまったのですが、後半につれて、「こういう風にしよう」「ここまでならふざけていいよね」みたいな感覚がみんなで共有できるようになったのは、この1年間の撮影の中で楽しかったですし、普段のグラビアでは味わえないチームワークを感じられた気がします。
『沢口愛華のオフタイム』チャンネル概要
沢口愛華の“オフな一面”が楽しめることをコンセプトにした公式ファンクラブチャンネル。ニコニコ生放送ならではのコメント機能やアンケート機能も活用し、視聴者とコミュニケーションをとりながら生配信番組を作り上げる。月1回の生配信を実施し、チャンネル会員になると会員パートを含む生放送全編・アーカイブ動画が視聴できる。講談社
発売日: 2023/02/24