芸歴28年のタカアンドトシ、錦鯉からのまさかの“引退返し”にタカ「歩く番組は“引退”したい」<有田哲平の引退TV>
番組中盤
番組中盤、現在はYouTubeをはじめとした、さまざまなSNSが自己表現の場となっているという話題でも、タカは「俺らが中学校の頃は、お笑いをやりたいといったら、テレビに出るしかなかった。でも、今はYouTubeでやればいいじゃんってなる。やってみておもしろくなかったら、終わりみたいな。俺たちの場合は、何年もかけてたどりついてやって。(YouTubeが普及していることで)すぐ結果が出るから、すぐあきらめる人も多いだろうなって。だから、これからの『M-1グランプリ』は芸人というより、漫才が好きな『M-1』オタクしか出ない大会になるんじゃないか」とお笑い界の未来を冷静に分析する。これには渡辺も「テレビは枠があるけど、YouTubeは枠がないですからね」と、続けてタカは「だから、すぐできるからこそ、今まで発掘できなかった才能も見つけられるけど、がんばって努力して、10年後に咲く才能も早めになくなっちゃうかもしれない。だから、また違う芸人が増えるのかな」と推測していた。
スタジオでは、有田がYouTubeを始めたことに触れ、フワちゃんが「やらないと思ってた。興味あったんですか?」と質問を投げかけると、有田は「興味というより、本当にわけへだてないよ。これをやり続けなきゃいけないからやるというよりも、やらしてくれるならやろうよって」と自身のスタンスを明かす。フワちゃんが「有田さん、TikTokやろうよっていったらやるの?ダンス動画」と問いかけると、有田は「ダンス動画はいいや(笑)。ダンスをしたくなったらTikTokやるけど、ダンスは別にしたくないから」とコメントした。
番組終盤
番組終盤、タカアンドトシと同期であり、親交の深い長谷川が、SNSにまつわるタカトシのエピソードを語る。
長谷川は、「タカトシも考えたんだって。YouTubeどうするって。でも結局、俺たちは漫才師だから、YouTubeのネタを考えるなら、漫才のネタを考えようって。それでNGK(なんばグランド花月)のトリを目指そうって。めちゃくちゃカッコいいじゃん、この話。北海道の人でNGKのトリ取った人っていないんだよ。時代と逆行しているけど、これこそ生き残るというかさ」と興奮気味に語ると、タカは「結局、YouTubeやっても、何やっていいかわからなかったんだよな」、トシも「わからないことをやるよりも、自分たちが昔からやっていることを伸ばしたほうがいいでしょ。それしかできないんだもん。古くさい人間よ」と続け、さらにタカが「俺たちなんか漫才しかできねぇんだわ。目の前の人間を笑わすことしかできねぇんだ」とやや芝居がかったふうに語りに、すかさず渡辺も「じゃあ引退しましょう!」と誘導していく。
その渡辺のなんとしてでも引退へかじを切ろうとする姿勢に、トシも「そこは感銘受けるところだろ!」、タカも「漫才師全員にあやまれ!」とふたりでツッコミを入れていた。
有田哲平&フワちゃん「有田哲平の引退TV」#6
2月10日夜9:00~、ABEMAにて配信(※放送後1週間、無料視聴可能)
▼「有田哲平の引退TV」
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