<どうする家康>藤岡弘、の娘、天翔愛と天翔天音が時代劇初挑戦「父もとても喜んでくれました」
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第7回「わしの家」が2月19日に放送。遊び女・おふうを演じた天翔愛とおりんを演じた天翔天音がコメントを寄せた。愛は俳優・藤岡弘、の長女、天音は次女で、藤岡も同ドラマに織田信長の父・織田信秀役で出演。愛と天音は今回がテレビドラマ初出演・時代劇初挑戦となる。
天翔愛「存在感や実在感のある織田信秀に痺れました」
――「どうする家康」の出演が決まった時のお気持ちを教えてください。
愛:出演が決まった時は、大河ドラマへの出演は、俳優として一つの目標とさせていただいていたことでしたので、このようなタイミングで出演させていただける事に、大変光栄な気持ちと感動でいっぱいになりました。父もとても喜んでくれました。父が演じる、今まさにこの時代を生きているかのような、存在感や実在感のある織田信秀に痺れました。
私が人生の目標とする、武士道精神をアイデンティティとする父と同じ作品に出演させていただけるという起こり得ない奇跡にも、心から感謝しております。この度、父から学んできた武士道精神を生かすことができるお役をいただけたことに、大変魅力と喜びを感じております。昨今のように、時代の変わり目のような時代を命がけで生き抜いた、遊び女の生き様や覚悟を込めました。遊び女の表現などは、父が自ら指導してくれて、自然な表現が素晴らしく、改めて父を尊敬しました。
天翔天音「父と出演をすることが出来るとは思っていなかった」
天音:この度、初のドラマデビュー作を、大河ドラマでスタートすることができるということは、本当に感謝でしかありません。10代というタイミングでいつか必ずと夢みておりました時代劇、大河ドラマで、父から学んできた「武士道精神」を生かし、演じることができることに本当にやりがいを感じております。自分の中でどんな遊び女・おりん役を描いて演じることができるのか楽しみでした。このような大きな作品で、父と出演をすることが出来るとは思っていなかったので、純粋にうれしかったです。
父が演じた織田信秀のシーンを見て、一言を発した瞬間から心に響く、体に染みわたるような深い声に震えました。画面から溢れ出る力強さと、眼力と迫力のあるお芝居、そして、溢れ出るパワーから本物の侍を見ているようで、全身が震えました。時代劇、大河ドラマなどで多くのお役をやってきた父から、時代劇でのあり方、日本の所作、そして時代の歴史の背景などたくさん教えていただきました。収録の1週間前から、声を響くようにするための発声練習を毎日行ったり、父から実際にせりふの言い方などを一緒に練習をしました。