King & Princeの永瀬廉が声優に初挑戦する「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」が3月3日(金)に公開。「いつか声優に挑戦したいと思っていた」という永瀬に、演じた役所やアフレコ現場でのこと、子どものころについてなどを聞いた。
「映画ドラえもん」シリーズ42作目は、空に浮かぶ理想郷<パラダピア>が舞台
本作は「映画ドラえもん」シリーズの42作目。TVアニメ「ドラえもん」の演出を数多く担当する堂山卓見が手がけ、脚本に「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズ、「コンフィデンスマン JP」シリーズなど数々のヒット作を手掛け、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」の脚本を手掛ける古沢良太が、映画ドラえもんシリーズに初参戦。
空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷<パラダピア>を舞台に、ドラえもん達が空をかける大冒険へと飛び立つ。
永瀬が声を演じるのは<パラダピア>に暮らす、パーフェクトネコ型ロボット・ソーニャ。街の人の安全を守り、最初はドラえもん達を敵と思って攻撃するも、次第に打ち解けて友情を育んでいく役所となっている。
声優は今までやってきた演技などとは全く違いました
ーー初めて声優に挑戦したわけですが、どんなところが難しかったですか。
声優は今までやってきた演技などとは全く違いましたね。アフレコの現場は、リハーサルの日が1日あって次が本番みたいな感じだったんですけど、リハーサルの時にできるだけつかもうとがんばりました。
特に声のボリュームの調整やタイミングの取り方などが難しかったです。大きい声でしゃべっているつもりでも、画にはめてみると何を言っているのかわからないみたいなことがたくさんありましたし、画面の上に表示される数字でタイミングを見計らってセリフを言うんですけど、そのタイミングも難しかったですね。
あと、戦闘シーンの息遣いやリアクション系のところも難しかったです。そういうところは台本に書かれていないので、監督と相談して、じゃここに足そうかと現場で調整しながらやっていました。
ーー声だけの演技ということで、心がけていたことはありましたか。
服のかすれた音などが入りそうで怖かったので、あまり体は動かさないようにしていました。その分、明るめの口調の時には、にっと笑顔になりながら言ってみたりとか、顔の表情だけは動かしながらやることを心がけていましたね。
ソーニャから、本来の自分がにじみ出てくる感じがすごい好き
ーー永瀬さんが演じたソーニャの魅力を教えてください。
物語最初の方は、ソーニャの本心があまり見えないとうか、本当はどう思ってるんだろうと、僕は感じていました。でもドラえもんやのび太と出会って、どんどん本来の自分というか、もともとあったソーニャの優しさであったり、あたたかさがにじみ出てくる感じがすごい好きで、そこが魅力的だなと思います。
ーーソーニャはパーフェクトなネコ型ロボットですが、永瀬さんのそばにいたとしたら何かしてほしいことはありますか。
おいしい食べ物を作って欲しいですね。今の気分で言えば、鶏胸肉を使った料理がいいかな。てりやきとかでもいいし、鶏胸肉をおいしく食べたいです!
Universal Music
発売日: 2023/03/22