「第46回日本アカデミー賞」の新人俳優賞が1月23日に発表され、小野花梨、菊池日菜子、福本莉子、生見愛瑠、番家一路、Hey!Say!JUMP・有岡大貴、SixTONES・松村北斗、Snow Man・目黒蓮の8人が受賞した。新人俳優賞は、映画初出演でなくとも、主演・助演クラスの大役を演じ、印象を与えた俳優に贈られる賞である。小野は「ハケンアニメ!」、福本は「今夜、世界からこの恋が消えても」、生見は「モエカレはオレンジ色」、番家は「サバカン SABAKAN」、有岡は「シン・ウルトラマン」、松村は「ホリック xxxHOLiC」、菊池と目黒は「月の満ち欠け」での受賞となった。この記事では新人俳優賞を受賞した8人の簡単なプロフィールと、出演した映画で演じた役柄についてまとめていく。
小野花梨「ハケンアニメ!」
小野花梨:1998年7月6日生まれの24歳。2006年に放送されたドラマ「嫌われ松子の一生」で女優デビュー。2021年後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ヒロイン・上白石萌音の親友役として朝ドラに初出演。“きぬちゃん”の愛称で親しまれた。また、現在放送中のドラマ「罠の戦争」毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)に出演中。
映画「ハケンアニメ!」は、日本のアニメ業界の舞台裏を描いた映画。夢のアニメ監督デビューが決定した、吉岡里帆演じる主人公・斎藤瞳(さいとう ひとみ)が、中村倫也演じる斎藤瞳も憧れる天才アニメ監督・王子千晴(おうじ ちはる)と、土曜夕方5時の枠で視聴率を競い、アニメの“ハケン=覇権”を争うストーリーだ。小野は、年齢は若いものの、“神作画”を生み出すことに定評のある、天才アニメーターの並澤和奈を演じた。自分が関わる作品に全力で向き合い、世に人々の期待以上の作品を届けていく。
番家一路「サバカン SABAKAN」
番家一路:2010年6月15日生まれの12歳。2021年に放送されたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に続き、2022年に放送された「ちむどんどん」にも出演。5人兄弟の長男で、次男の番家天嵩、次女の番家燦咲、三男の番家玖太も芸能活動を行っている。番家は映画「サバカン SABAKAN」が初の演技でありながら、初主演を務めた。
80年代の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでる2人の少年のひと夏を描いた映画「サバカン SABAKAN」。番家が演じた久田孝明は、夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らしており、学校のクラスメートからも人気者の少年。久田は、自分とは真逆なクラスメートから避けられている竹本健次(原田琥之佑)と冒険をきっかけに友情を育んでいく。
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