中田圭祐“律”はすべてに別れを告げ薬を口に運ぶ 瀬戸利樹“真澄”「今さら後悔してもしょうがないんだけど…」<僕らのミクロな終末>
第7話では――
まどかと過ごした時間を思い出しながら、洗いざらい話した律。深夜、律は真澄の寝顔を愛おしそうに眺めながら別れを告げ、キャンプ場の片隅で一人、自らの命を絶つために入手していた“楽に死ねる薬”を見つめ、これまでの人生を振り返る。
才に恵まれ、美貌にも恵まれ、何不自由ない裕福な暮らしを送ってきた律にただ一つ欠けていたのは、両親からの愛だった。これまでの恋愛においても、最長の交際記録がたったの半年。律にとって愛とは、その場限りの意味のないものに過ぎなかった。真澄とのそれを除いては…。
やがて律は、手にした錠剤をとうとう口に含む。
――という物語が描かれる。
あふれでる真澄の後悔
公式HPなどで公開されている予告動画では、真澄が律に馬乗りになり「お前なんか死んじまえよ!」と憤怒する姿や、律が真澄の寝顔を見つめ頭をなでる姿、薬を口に含む姿などが描かれている。
また、「ごめんな」「こんなところまで連れてきちゃったんだからな、俺が」といった律のせりふや、「今さら後悔してもしょうがないんだけど…」といった真澄のせりふもあり、律の自転車のうしろに乗って頭をもたれる真澄の表情が切ない。
さらに、渓流で水浴びをする中、真澄の肩に顔をうずめる律など、美しく印象的なシーンも映し出されている。
「僕らのミクロな終末」第7話は、3月12日(日)深夜0時55分よりABCテレビにて放送。