「来たぞー!長崎ー!」と平賀源内が登場
吉宗は生前、家重の小姓の田沼意次(當真あみ)を呼び寄せ、「この国から赤面疱瘡を駆逐してほしい」と折り入って頼み事をする。自分が死去したあと、家重と力を併せて成し遂げるよう「吉宗、今生最期の願いである」と告げるのだった。
吉宗からの頼み事を思い出して噛みしめる意次は、明るい未来を指し示すかのような晴天を見上げる。一方、長崎には平賀源内(鈴木杏)が現れ、町々を見下ろしながら両手を広げて「来たぞー!長崎ー!」と叫んで爽快な笑顔を見せた。
また、大奥では青木昆陽が育てた甘藷(かんしょ)を食べる黒木(玉置玲央)、裃を着てさっそうと歩く青沼(村雨辰剛)も登場した。
気骨な吉宗の最期に感動させられ、意次や源内に晴れ晴れしい希望が感じられる。新たなキャラクターがサプライズ登場し、来シーズンも楽しみに思わせる今期の最終話となった。
◆構成・文=牧島史佳
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