「絶対私を好きにならないで」
1人になったウジュは酔っ払ったまま、ドンジンのマンションに向かう。そして彼の部屋を見上げた後、近くの広場で寝てしまった。ウジュを見かけたジグから連絡をもらったドンジンは取るものもとりあえず彼女の元へ向かった。
「来たなら連絡すればいいのに」と言うドンジンに、ウジュは「私がドンジンさんに会いにここへ来たのは確かなの?私だけが自分の気持ちに気づいてなかったんだね。わかるわけないよね。毎回こんな風に聞こえないふりするんだから」と酔いにまかせて本音を打ち明けた。そして「絶対に私を好きにならないでください。あなたさえそうしてくれたら問題ないから。お願いです」と、彼がこれ以上自分に近付いて2人の距離が縮まらないように頼むのだった。
だが、ドンジンのシャツの取れたボタンを付けてしまい、彼の存在を無視することはできないウジュ。「好きになるな」と言っておいてこんなことをしてくるウジュに戸惑うドンジンは「ありがたいけど、もうしないで」と告げた。彼女は「目についたらまたやるんで、イヤなら隙を見せないで」と、ほっておけない気持ちを表した。
一方ドンジンも、もう恋愛で傷つきたくない、と自分を守っているが、ウジュに揺れている。お互いが自分の心のブレーキを外す日はいつ訪れるのか。ストーリーも折り返し地点となり、2人の恋のゆくえに、さらに関心が高まる。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
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