クリエーター勢ぞろいのオムニバス「下北沢ダイハード」豪華キャスト発表!
テレビ東京で7月21日(金)からスタートする、ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」のキャストが発表された。
同ドラマは、小劇場で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす“下北沢で起きた人生最悪の一日”をつづるオムニバスドラマ。今回発表されたのは、秋山竜次(ロバート)、麻生久美子、緒川たまき、川栄李奈、酒井若菜、志尊淳、神保悟志、高橋ひとみ、西田尚美、野間口徹、光石研、吉沢亮ら。果たして、彼らの身に降りかかる災難とは一体?
第1話「裸で誘拐された男」脚本:西条みつとし/演出:関和亮
●あらすじ
選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保悟志)には、SM好きという秘密があった。この日、女王様・麗奈(柳ゆり菜)は修に全裸でスーツケースに入れと命令。そのまま下北沢を歩くというプレーが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生! なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう。しかもその人物(吉沢亮)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。全裸議員が入ったスーツケースは一体どこへ行く!?
●国会議員・渡部修役/神保悟志コメント
(台本を読んでみて)正直、面白いなと思いました。でも「これ誰やんの?」と思いました(笑)。全裸で一生懸命頑張ってますんで、ぜひご覧になってください!…んふふふふ(笑)。こんな言い方もおかしいかもしれないですけど、でも本当にストーリー面白いんで、ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします。
●誘拐犯役/吉沢亮コメント
(台本を)読んでいてすごく面白いなと思いました。あとは笑えるところもありつつ、家族の愛情みたいなものも改めて感じる回でもあるので、ちゃんと感動といいますか、いい話で終わっていて、すごく見やすいと思いますし、いろんな意味で共感していただける部分がたくさんあると思います。ぜひ見てください!
●修の妻・景子役/高橋ひとみコメント
小さなことから大事件に発展して、もうダメだとなったところで、最高の幸せが待っている。見終わった時にほっこりする楽しいドラマになってます!
第2話「違法風俗店の男」脚本・演出:細川徹
●あらすじ
本多劇場での舞台に出演中の光石研(本人役)は、前の仕事が早々に終わり時間を持て余していた。「王将の近くに風俗ビルがあるんだって」という池田鉄洋(本人)の話を思い出し、迷いながらも入店した光石は、風俗嬢・ユイ(川栄李奈)に案内されるがまま個室へ。とその時、警察の摘発が入るとのアナウンスが! ここは違法風俗店だったのだ。捕まるわけにはいかない! しかし非常口から逃げようにも荷物が邪魔で出られない! 迫りくる警察! 果たして、警察に捕まることなく風俗ビルから脱出できるのか!? 光石研の俳優生命はいかに!?
●本人役/光石研コメント
今回は川栄さんと、ロバート秋山さんと僕と3人のトライアングルです。それがものすごく楽しみだし、見どころになると思います。ちょっとまあ今年で56歳になるんですけど、老体にむち打って、怒鳴ったり泣いたりわめいたり、すっころんだり、いろいろこのドラマの中ではしております。そこを見ていただけるとうれしいです。
●本人役/秋山竜次(ロバート)コメント
僕の役柄は違法風俗に行って、ガサ入れされる男、ピンサロにいるお客さんです。役としては秋山そのままなので、ロバート秋山として出してもらっています。
(実際ドラマと同じピンチが起こったら)本当にこうなるんだろうなと思います。もし自分がこういう状況になったら…と、何回かシミュレーションもしましたもんね。ここから飛び降りれるのかなとか(笑)。
●風俗嬢役/川栄李奈コメント
今回は風俗嬢というやったことがない役を演じさせていただきました。光石さんと共演させていただくのは今回で2回目で、すごく楽しく撮影できています。
光石さんがひたすらわちゃわちゃしていて、私はそれを見ていてすごく笑っているんですけど、せりふのやりとりも面白いですし、見ていて光石さんをちょっと応援したくなるような…そんな感じがしますね。光石さん、ピンチ感がすごく出ていて、すごく焦っているので、頑張って脱出してほしいなって思います(笑)。
第3話「夫が女装する女」脚本:松井周/演出:スミス
●あらすじ
杉田由紀子(麻生久美子)が下北沢の道を歩いていると、20m後ろに女装した男の姿が。この男、実は由紀子の夫・勲(野間口徹)。真面目だが女装癖があるため外出時は必ず距離を置いて歩く。注意してもやめる気配がない。息子が中学受験を終えるまでは女装は我慢するという取り決めだったが、受験が終わるのと同時に女装を再開した。
この日はママ友と会うため勲には先に帰ってもらった…はずだった。カフェで楽しく話していると女装姿の勲が店に入って来て…!
●杉田由紀子役/麻生久美子コメント
企画が素晴らしいなと思いました。演劇見るのも好きですし、小劇場の劇作家さんが書いてくれるっていうのは、とても魅力的だなあと。私の回以外はどんなお話なのか知らないので、他の話を見るのが楽しみです。
見どころは、野間口さんがとてもかわいいところと、皆さん真面目にお芝居しているので、状況がとてもおかしいところが面白いです。あとは、私のテンパってる具合とか見ていただけたらと思います。
●由紀子の夫・杉田勲役/野間口徹コメント
コントで女装したことはあるのですが、マニキュアを塗ったり、つけまつげをつけたり、こんな本格的な女装をするのは初めてです。手足の毛もそりました(笑)。
そういうわけで、この回の話が始まってすぐはキワモノの話なのかって思うかもしれませんが(笑)、実は家族のあったかい話です。出来上がりどうなるか、僕も楽しみにしています!
●由紀子のママ友・理沙役/西田尚美コメント
見どころは、言うなれば“家族愛”みたいな感じですかね。杉田さんちの家族の愛情といいますか、家族の絆がすごくよく見えるお話だと思います。参加できて楽しかったです。皆さんにもぜひ楽しんで見ていただけたらなと思います。
第4話「夜逃げする女」脚本:喜安浩平/演出:関和亮
●あらすじ
須田類(緒川たまき)は原田利夫(山西惇)に詰め寄られていた。共に古着店を営む椎名照美(酒井若菜)の借金を返済してほしいと。2人は結婚間近だったが、照美が断り音信不通に。その後、照美は姿を現すが下北沢を離れがたいとかたくなだ。なおも結婚を迫る原田にいら立ち、原田の頭に何度もブーツを振り下ろす類。次第に原田は動かなくなり…!?
ピンチに陥った類は逃亡さながらの夜逃げを計画。深大寺(志尊淳)の手を借りて原田を車で運び出そうとする。
●須田類役/緒川たまきコメント
何よりもまず今回の企画にお声掛けいただいて、すごくうれしいです。なかなかこういうものには出合わないと思うので。面白い本を書かれている方たちばかりのラインアップに驚愕(きょうがく)でした。下北をよく知っている人にとっては、よくある下北の風景っていう感じがすると思うんですよね。
その中での私たち女2人のあがき、ジタバタ感をぜひ見てほしい(笑)…と思います。
●椎名照美役/酒井若菜コメント
大人の女性の青春ストーリーという印象を持っていて、30代後半の私が「あ、こういうドラマが見たかったんだ!」っていうストーリーになっているので、同世代の女性には本当に共感してもらえることがたくさんあると思います。もちろん男性に見ていただいても「女の友情って全然薄っぺらくないじゃん! あったかいじゃん!」って思ってもらえる作品になっていると思うので、意外と今までに見たことのないストーリーだと思います。
誰かにとっての青春のドラマとして、「あー昔こんなドラマがあってさー。すっごい好きだったんだよね」って、いつかどこかで、例えば下北沢の飲み屋なんかで誰かと誰かが会話してもらえるような、そういう作品だと思います!
●深大寺役/志尊淳コメント
僕が出演させていただいた「夜逃げする女」は、悲劇もある中、ドラマ性をすごく感じる部分もあって。1話完結の中にギュっと含まれている濃密さは、すごく見どころだと思います。僕が演じる深大寺という役も、類さんと照美さんと対照的で。また違った色があると思います。視聴者の方々には、肩の力を抜き、楽しくご覧いただきたいです。