【EJ My Girl Festival 2023】南條愛乃、石原夏織らが出演した一夜限りの新感覚フェス
ソロデビュー5周年を迎えた石原夏織
アニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』のオープニングテーマ「Cherish」から「半透明の世界で」というポップでキュートなアップテンポのナンバーで会場の熱量を一気に上げたのは、ソロデビュー5周年を迎えた石原夏織。「オイ!オイ!」と野太い掛け声とクラップが湧き上がる中で、石原が「もっと声を出して!」と煽ると、観客のテンションはさらに上昇。「虹のソルフェージュ」では、「皆さんと一緒に楽しめる曲を選びました。次は虹がテーマです。思い思いの色をつけてください」と呼びかけ、「Plastic Smile」では疾走感のあるサウンドに乗せてドキッとさせる歌声も披露するなど、見事なまでに観客を引き込んだ、一体感あふれる空間を作り上げると、トークコーナーではファンからの質問に答えて、購入したばかりという椅子の魅力をアピール。「だいぶ、Quality Of Lifeは上がりました!」と笑顔で胸を張った。
オリジナル脚本の朗読劇
続いて、本イベントのために書き下ろされたオリジナル朗読劇「Roundbout」が開演。旅をテーマにした、やなぎなぎの同名曲をモチーフにした冒険ファンタジーとなっており、主役の僧侶を演じた中島は勇者役の南條のアドリブに振り回されながらも全力でツッコミ返して観客を沸かせた。そして、エルフ役の田所は達観した声色で“迷いの森”から抜け出せないパーティー全体をのんびりしたムードで包みこみ、石原は女の子と魔女という二面性を声の演技のみで表現。ステージ上にはスクリーンが設置されており、演者の表情やマイクの距離なども見ることができる、貴重な体験となっていた。
KADOKAWA
発売日: 2023/03/10