松田尚子(振り付け)コメント
私は、ティム・バートン監督の映画がとても好きでお話も好きなのですが、絵が美しいのがとても大好きで印象に残っています。やっぱりウンパルンパの動きっていうのがすごく特徴的だと思っていて、振り付けをするにあたって大事にしたいなと思っています。
ミュージカルの振り付けをいろいろやっているのですが、今回の作品は普段ミュージカルではお名前を聞かない、すごくいろいろな面白いクリエーターの方々が集まっているのが面白いなと思っています。
ストリートダンス界の巨匠であるYOSHIEさんがミュージカルの振り付けをして、私も一緒に振り付けできるっていうのがすごく楽しみなので、その中でウンパルンパをどう振り付けするのかがこだわりどころですよね。
YOSHIE(振り付け)コメント
私もミュージカルは知らなかったので、映画の方から見て、その後原作を読んだ時に、ウンパルンパが森の部族で、ダンスが大好きな人たちとイメージする中で、私は、雨が降ってくれっていう時も踊る、子供も生まれても踊る、けんかして仲直りする時も踊る、というイメージが湧きました。
私が「ダンス命」で生きているタイプなのですが、年齢も性別も国も全て関係なく、一つにしてしまうのがダンスの力なので、それをどういうふうに投影させるかというのをすごく楽しみにしています。
私はミュージカルで振り付けをすることがありませんでした。ダンスのジャンル的には、ペンギンという動物がいたらペンギンというダンスがあって、ファンキーチキンといったらチキンの動きをするダンスがあって、今回はこのウンパルンパダンスを作りますよという感じですね。
スタッフ、演出家、出演者…皆で工場なんじゃないかという本番の前の作っている段階が「チャーリーとチョコレート工場」なのではないかというような、ちょっとハートフルな現場にしたいし、その一員になりたいと思っていますね。
チャーリーのようにチョコレートを分け合うような人間も磨けるような、ミュージカルになると思っています。皆さんもぜひ足を運んで温かい気持ちになって、みんなで盛り上がっていけたらなと思います。ぜひ見に来てください。
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