菅田将暉が「損保ジャパン」の新CM「運の総量」篇(30秒)に出演することが決定した。4月3日(月)から全国で放映が始まった本CMは、「万が一の不運の際にお客さんを支えたい」という損保ジャパンの想いを、青年役を演じる菅田がショートストーリーで表現している。CMで流れる楽曲には、桑田佳祐がSOMPOグループのCMのために書き下ろしたという「平和の街」を使用。軽快でエモーショナルな桑田の歌声と、菅田のナチュラルな演技、そして味わいのあるナレーションを組み合わせることで、印象に残るCMに仕上がっている。
菅田が撮影中にスタッフを気遣う場面も
本CMはヨーロピアン・ビスタサイズの16ミリフィルムを用いて撮影。映画のような撮影技法やドラマチックなアングルなど、細部までこだわった演出に菅田は興味津々だったという。監督と打ち合わせを行いながらも、テスト撮影の映像をチェックし「色の加減がめちゃめちゃイイですね!」と笑顔で撮影本番に臨んだそう。
“たくさんの野菜を持ったままバスを追いかけて転ぶシーン”では、周囲のスタッフを驚かせるほどの豪快な転倒アクションを披露。転ぶポイントや姿勢まで入念に事前検証していたこともあり、見事に1テイクでOKを獲得した。
また、“雨が降る中で洗濯物を取り込むシーン”でも入念なシミュレーションを繰り返し、こちらも一発OKとなった菅田。しかしリハではなかなか思うようにいかなかったらしく、「ぜんぜん(洗濯物が)取れない。オレが下手すぎました」と寒さの中で放水作業を行うスタッフを気遣うひと幕もあったようだ。
「最高でした」菅田が語る、最近あった良いこと
“人生には運が良い時ばかりでなく悪い時もある”というコンセプトの元、制作された本CM。それに付随した質問について、菅田は撮影後のインタビューで語っていた。
――最近あった良いことなどありましたら教えてください。
レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)のライブに行きました。しかも、友達が別の友達と2人で行こうとしてて2人分(チケットを)取ってて、前日にその友達が「行けなくなった」って連絡がきて、たまたま俺休みで。行ける、みたいな。すごい良いことでしたね。最高でした。
――反対に、最近ついてなかったことはありますか?
昨日ちょっとランニングしようと思って走りに行って、“走るならそこ”っていういつものコースがあるんですけど、がっつり途中通行止めで。せっかく身体が温まってきたところでの通行止めだったので、そのまま帰って…。「コロナ明け3年ぶりくらいに走ろうと思ったら、今日ここ通行止めか」っていうのはついてなかったと思います。
――30歳になって今年挑戦したいことなどはありますか?
運動はしたいんですよね。昔ボクシング映画をやってて、その時にボクシングをやってて、終わってからもちょこちょこ通ってたんですけど、コロナ禍でパッタリ行かなくなったので、そろそろ始めようと思ってます。あと今までは手しかやってなかったんですけど、意外とアクションって足使うので、キックもちょっと練習しようかなとは思いました。