TVアニメ「天国大魔境」(毎週土曜夜10:00-10:30ほか、TOKYO MXほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の第2話が4月8日に放送された。マル(CV:佐藤元)の異形の化け物“人食い(ヒルコ)”の殺し方やキルコの心と体について、そして本人は知らないものの、マルが「天国」を目指す理由はどうやらトキオ(CV:山村響)との邂逅にあるのではないかと明らかになった一方、新たな謎がいくつも描かれ、ますます一筋縄ではいかない物語であることを強く意識させられた。(以下、ネタバレがあります)
「天国大魔境」とは
同作は、「月刊アフタヌーン」(講談社)で2018年から連載されている石黒正数による人気漫画が原作。連載開始直後から話題を集め、2018年12月には異例の早さで「このマンガがすごい!2019」オトコ編で第1位にランクインした話題作であり、原作ファンにとっても待望のアニメ化となる。
未曾有の大災害から15年後、廃墟となった日本の地には“人食い(ヒルコ)”と呼ばれる異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。東京・中野で便利屋を営むキルコ(CV:千本木彩花)は、マルを「天国」に連れて行く、というボディーガード依頼を引き受け、マルと共に「天国」を探しながら旅していた。一方、壁に囲まれた美しい世界で暮らす子どもたちの一人・トキオは「外の外に行きたいですか?」という謎のメッセージを受け取ったことをきっかけに、当たり前の日常に違和感を抱き始める、というストーリー。
“トマト天国”と呼ばれている土地を目指すキルコとマルは、立ち寄った旅館のおかみに眠らされてしまう。夜に目を覚ますと、鳥のような姿をしたヒルコが降り立っていた。ヒルコを退治するため奮闘する2人だったが、ヒルコ退治をおかみに止められてしまう。
ヒルコをかばうおかみに悲劇が
おかみは、かつてこのヒルコに息子が食べられてしまったが、息子の意思が宿っており、意思疎通ができると主張。2人がおかみの訴えを受け入れ退治することを止めようとした矢先、目の前でおかみがヒルコに食べられてしまう。
第1話から「ヒルコを殺せる」と言っていたマルがヒルコを仕留める瞬間が描かれ、その特殊能力がどのようなものかが明かされた他、マルから愛の告白をされたキルコが「この体は女なんだけど、脳みそは男なんだ。だから僕、男なんだ」と打ち明けるシーンがあり、一人称が「僕」であることや第1話で鏡に映る自分を見てキスしようとしたシーンの伏線が回収された。
公式Twitter:@tdm_anime
権利表記:(C)石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会
■【公式】Disney+(ディズニープラス)で「天国大魔境」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/tengoku-daimakyo/
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「天国大魔境」の他にも「東京リベンジャーズ」や「うる星やつら」「スパイ教室」など、国内アニメを多数ラインアップ
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