人気漫画「サターンリターン」の著者・鳥飼茜が語る「心に刺さる女のリアル」に櫻坂46・大園玲も共感<最強の時間割>
4月7日(金)より配信のTVer完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は、人気漫画「サターンリターン」「先生の白い嘘」「おんなのいえ」や、ドラマ化された「ロマンス暴風域」「地獄のガールフレンド」などを手掛けた漫画家の鳥飼茜が登場する。
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」
民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は2022年12月よりスタート。本番組では、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドのサーヤとニシダ、学生を含むゲストが参加する。今後様々な出来事に向き合う人に、知っておいて良かったと思える「考え方のヒント」を毎週金曜日に配信中。
鳥飼茜が「心に刺さる女のリアル」を語る
今回の授業の教材は、ACBDアジア批評家賞にノミネートされ、フランスでも出版されている「サターンリターン」。主人公である小説家の加治理津子が、自ら命を絶った友人の死の真相を追う物語で、いびつな性交渉、嘘、不倫、下流社会など現代社会をリアルに切り取りながら、ひとりの女性の“喪失”に迫る作品となっている。
鳥飼の作品の多くは自身の実体験から着想するという。自らを「恋愛体質」と分析する鳥飼は、恋愛中の揺れる想いや、ぶつけられたひと言、相手に対して「はぁ?」と感じるフラストレーションなど、実際にあった感情や出来事などを作品に落とし込む。この「サターンリターン」も半分が「実体験」だと明かす。
そして実体験を元にした一コマで、彼氏が彼女に言い放ったあるセリフを解説。ニシダから「もし同じこと言われたらどうする?」と聞かれた櫻坂46・大園玲は「これは重めのケンカに発展しますね」と深く共感する。
「自身の実体験をそんなにさらけ出す理由は?」という質問に「人を動かそうとするには、自分を嘘のない状態にしないと人は動かない」と鳥飼は語る。さらに、「自分が本当に求めているものは何なのか。何が好きなのか、何が嫌いなのかを常に突き詰めていると、自分の適性を探し出せる」と力説する。
そんな鳥飼に対し大園は「人生何でもありだよ、というのを自分の人生を通して伝えてくれている。人生にいらないものはないんだな」と感情を吐露した。なぜ鳥飼茜の絵のタッチとセリフは世の女性に刺さるのか?「性」についての理不尽さや生々しい現実を根深く描き、読者の心をえぐる話題作を続々と生み出す鬼才・鳥飼茜のリアルが語られる。