稲垣吾郎×新垣結衣「正欲」に、磯村勇斗・佐藤寛太・東野絢香が出演 5人の場面写真も解禁
稲垣吾郎と新垣結衣が出演する映画「正欲」に、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香の出演が決定。3人からのコメントとともに、稲垣、新垣を含めた5人の場面写真が解禁された。
人が生きていくための推進力とは…映画「正欲」に、磯村勇斗・佐藤寛太・東野絢香が出演
今秋全国ロードショーされる本作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウ氏による同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿、さまざまに異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリー。
「あゝ、荒野」(2017年)の岸善幸監督と脚本の港岳彦氏が再タッグを組んで映画化され、稲垣は息子が不登校になった検事・寺井啓喜(てらい・ひろき)を、新垣は特殊性癖を持つことを隠して生きる桐生夏月(きりゅう・なつき)を演じる。
このたび、本作に磯村、佐藤、東野の出演することが分かった。磯村が両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた佐々木佳道(ささき・よしみち)を、佐藤がダンスサークルに身を置き、準ミスターに選ばれるほどの容姿で一見華やかな場所にいるも、人との交流を避ける諸橋大也(もろはし・だいや)を、東野が大也と同じ大学に通い、学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする神戸八重子(かんべ・やえこ)を演じる。
磯村勇斗コメント「丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました」
今回の作品では、自分の指向とは異なる人物を演じなければならなかったので、その感覚を体になじませるのが難しかったです。
ですが「前科者」でご一緒させていただいた岸監督とだったので、信頼しながら作り上げていきました。クランクイン前や現場で監督と話し合い、丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました。難しい題材ではあるものの、今の時代に問う作品になっていると思います。