杉野遥亮が、7月期の水10ドラマ「ばらかもん」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)で主演を務めることが決定。杉野と企画者からコメントが届いた。
都会育ちの若き書道家・杉野遥亮“半田清舟”のハートフル“島”コメディー
本作は、シリーズ累計1000万部超えを果たしているヨシノサツキ氏の同名コミックスが原作。2014年にアニメ化、2016年にはスピンオフ漫画もアニメ化されているハートフル“島”コメディー。「ばらかもん」とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味する。
本作でゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となる杉野が演じるのは、若き書道家・半田清舟(はんだせいしゅう)。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳せ、世間にもてはやされてきたプライドが高い青年。しかし、ある挫折をきっかけに、海に囲まれた日本西端の島である長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになる。
静かな一人きりの時間を過ごせるかと思いきや、近所の小学生・琴石なるをはじめ、勝手に家に上がり込んでくる自由奔放な島民たちとの人付き合いや、慣れない“田舎”での一人暮らしに翻弄される毎日。島での生活や独特の慣習にしばしば戸惑うが、その度に島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を拓いていく。
ビジュアルタイトル「ばらかもん」は杉野遥亮直筆
監督・脚本には、阿部サダヲ・芦田愛菜主演の「マルモのおきて」(2011年、フジテレビ系)で、演出を担当した河野圭太氏と脚本を担当した阿相クミコ氏が再結集。大きな自然の映像美はもちろん、主人公の半田を中心に子供や島民たちの心情を繊細に、丁寧に紡いでいく。
また、今回撮り下ろしたビジュアル写真に描かれている「ばらかもん」という文字は、実際に杉野が書き下ろした直筆だという。疾走感あふれる力強い文字には、杉野の胸に秘めた本作に懸ける熱い思いが感じられる。