木村拓哉が主演を務める“月9ドラマ”「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系) の第5話が5月8日に放送された。風間(木村)の元に新たに送り込まれた新人刑事として遠野(北村匠海)が登場。優秀だが、風間に「欠けているものがある」と指摘される遠野を、北村が絶妙なバランスで演じた。(以下、ネタバレを含みます)
警察学校を優秀な成績で卒業した遠野が風間道場へ
同作は、長岡弘樹の小説が原作。2020年と2021年に新春SPドラマとして放送された「教場」「教場Ⅱ」の前日譚で、風間公親(木村)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に刑事指導官として当たっていた時代を描く。風間がなぜ冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかになる。
風間とバディを組んで実際の殺人事件の捜査を通してスキルを学ぶ“風間道場”に送り込まれる新人刑事を、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太が演じる。また、神奈川県警捜査一課の事務員・伊上幸葉を堀田真由、捜査一課の刑事・谷本進一を濱田崇裕(ジャニーズWEST)、同じく刑事・尾山柔を結木滉星、神奈川県警本部捜査一課調整官・眞堂丈史を小林薫、通称・風間道場を考案した神奈川県警警察学校の学校長・四方田秀雄を小日向文世がふんする。
第5話は、四方田の推薦で警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事になりたいと強く願う遠野が風間道場へやって来た。遠野が臨む初めての事件は、大学教授・梨多(野間口徹)が変死体で見つかったというものだ。
風間に褒められる遠野
現場に臨場した時点で、これまでの瓜原(赤楚)、隼田(新垣)とは違う様子を見せた遠野。瓜原も隼田も「自分で考えろ」という風間の指導スタイルに戸惑ったり、プレッシャーとなっていたりしたが、遠野は自分から動いていった。
そんな遠野に風間が「刑事の仕事とは何だ」と問い掛けると、「人を疑うことです」と即答した。
谷本や尾山が事故死だと考えたなか、状況から殺人だと断定した遠野。第一発見者である梨多のゼミの教え子・戸守(水沢林太郎)に事情聴取をすることになり、雑談で距離を縮めてヒントを聞き出し、不意に遺留品を見せて反応を探った遠野に、風間は「君はいい腕を持っている」と褒めた。
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