意を決して年齢を告げる麻紀…蒼太のリアクションに拍子抜け?
年の差恋愛が気になり始めた麻紀は、桜にそのことを相談。すると桜は「向こうはどうなんだろう?麻紀が10歳上だってことを意識して付き合ってるのかな?」と素朴な疑問をぶつける。その言葉を聞いて、突然「あ!」と叫ぶ麻紀。実は自分の年齢をまだ蒼太に告げていなかったのだ。
そして麻紀は蒼太との夕食時に「あの、そういえばその…言ってなかったなーと思って」と切り出し、勇気を振り絞って「35歳なんだよね、私」とついに自分の年齢をカミングアウトする。蒼太がどんなリアクションをするのか戦々恐々とする麻紀だったが、蒼太は「へえ~」と言って黙々とごはんを食べ始めた。
そして食事を終えると「ごちそうさまでした」と笑顔でひと言。予想外のリアクションに麻紀が思わず「え、それだけ?」とツッコむと、蒼太は「あ、今日もめちゃくちゃおいしかったよ」「ありがとう、麻紀ちゃん」と付け足すのだった。
ある程度覚悟を持ってカミングアウトしたにもかかわらず、あまりにもあっさりとした反応に拍子抜けしてしまった麻紀。そんな中、蒼太は突然「麻紀ちゃんさ、子供好き?」と尋ねる。麻紀が「うん」と答えると、蒼太から「じゃ作ろっか」と衝撃的な発言が飛び出した。
思わぬ出来事が麻紀と蒼太の身に襲いかかる…
後日、麻紀は会社で“蒼太の「子供作ろう発言」”を桜に報告する。桜の「よかったじゃん、麻紀との将来考えてるってことでしょ」という言葉に、麻紀が「いや、本気じゃないと思うよ」と反論すると、「だとしたら、逆に麻紀の年齢まったく気にしてないとか?」「それはそれでいいことじゃない」と返して、戸惑っている麻紀に結果オーライであることを伝えるのだった。
そんな中、同話のラストでは麻紀と蒼太の関係を揺るがすような出来事が起きる。麻紀が足をひねって転びそうになった際、仕事で同行していた上司の篠原は、とっさに麻紀を支えて体を抱き寄せたのだ。「ごめんなさい」と言ってすぐに離れようとする麻紀だったが、なんと篠原はそのまま無言で麻紀を抱きしめるのだった。
一方、仕事を終えた蒼太は、一緒にいた仕事仲間の寺田千夏(野崎智子)にコーヒーを入れてあげることに。千夏に背を向けてコーヒーを用意をしていると、突然千夏は蒼太を後ろから抱きしめる。そして振りほどこうとする蒼太の手を握り、キスをするかのように顔を近づけていくのだった――。
麻紀と蒼太にそれぞれ思いを寄せる人物たちが、同時にアプローチを仕掛けたところで第7話は終了。波乱の展開で幕を閉じたため、次回の放送からも目が離せない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部