蒼太の部屋に突然押し掛けてくる千夏…
Webデザイナーの仕事が繁忙期を迎え、連日部屋にこもって仕事に没頭する蒼太。仕事仲間の相川新一(佐野弘樹)も助っ人としてデザインの仕事を手伝うが、そこに千夏の姿はなかった。
二人だけの状態ではかなり無理があるのか、相川は「寺田さんにもヘルプ入ってもらいましょうよ」と蒼太に提案。しかし、千夏に迫られた一件があるため、蒼太は黙り込んでしまうのだった。
後日、蒼太が“神野沙織”という女性から届いた郵便物とメモを見ていると、突然家のチャイムが鳴る。相川だと思った蒼太は勝手に入ってくるよう指示し、「早かったな」と言って視線を移すと、そこにはなぜか千夏の姿が…。
「何しに来たの？」と冷めた感じで尋ねる蒼太。すると、千夏は「相川くんから(仕事が忙しいこと)聞きましたよ。早く連絡くれたら良かったのに」と答える。
それを聞いて蒼太が深いため息をつくと、すかさず千夏は「何そのリアクション。もしかしてこの間のこと気にしてます？」「やめてくださいよ、もう～。本宮さんって案外真面目なんだから。私とは合わないわ～」と少し皮肉めいた発言をして、「でも仕事は別なんで」と告げた。
千夏が仕事とプライベートを割り切っていると知り、結局千夏にも手伝ってもらうことにした蒼太。データを送る準備をしている間、千夏はキッチンに置いてあった“沙織からのメモ”を発見する。そしてメッセージの内容を読み、不敵な笑みを浮かべるのだった。
千夏のささやきで麻紀と蒼太の関係が一変する…
その後、蒼太の部屋から出てきた千夏は、蒼太に手料理を届けに来た麻紀とばったり遭遇。そこで千夏は「お姉さん、いつも小鹿のような警戒するまなざしで私を見ますが、大丈夫ですよ」「私、彼氏できたんで。本宮さんとか全然興味ないし」と告げる。
麻紀は少し困った様子で「あぁ、そうですか」と返事をすると、千夏は続けて「だから私じゃないですよ」と意味深な発言をする。そして麻紀に近づき、「お姉さんの敵は別にいます。キッチンのところに怪しいメモが」と耳打ちするのだった。
帰り道では、「修羅場になっちゃったりして」と独り言をつぶやいていた千夏。案の定、千夏のささやいたことが気になった麻紀は、蒼太の部屋で「蒼太くん またいっぱい食べてね 沙織」というメモを見つけてしまう。
それをきっかけに、麻紀と蒼太の関係はギクシャクすることに…。千夏の悪女っぷりに、視聴者からは「まるで悪魔の囁きだね…」「蒼太に振られた腹いせで、二人の関係を壊そうとしたのかな…恐ろしい」などのコメントが寄せられていた。
また、「千夏のセリフを振り返ると、すごいプライドが高い女性ってことが分かる」という声も上がっていたため、蒼太が千夏のプライドを傷つけたことで、千夏の本性が現れたのかもしれない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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