ペイトン尚未は…Liella!の「空気清浄機」!?
――ご自身のLiella!内におけるポジションを自己分析してみたとき、一言で表すと自分はどんな役割・ポジションであると思いますか?また、そのポジションはもともとのご自身の資質なのか、Liella!に参加して培われた一面のどちらだと思いますか。
最近は場を少しでも明るくしたいなと思うようになりました。それは3rdライブツアーを通してポジティブな考えを持つことができたからかもしれません。落ち込んでしまう日は誰にでもあると思いますが、でも、そういう気持ちを持っている子が隣にいたら、自分の中で考えながら「今この空気をどうやったら幸せな空気にできるんだろう」「どうやったらその子達に合わせた状態で、一番いい空気に持っていけるか」というのを最近は考えるようになって、Liella!の「空気清浄機」だと思っています。
――Liella!のキャストは長い時間をともに過ごす仲間であり、切磋琢磨して高め合う存在でもあるのではないかと思います。自分が「ここだけは負けない!」と胸を張れるポイントは何ですか。
わたしは「歌」だと思います。小さい頃からずっと好きで続けてこられたのが歌で、実は小学生の頃から「歌を歌いたい」とずっと思っていて、中学1年生のときから歌を本格的に習い始めて、自分で決めたことをこんなに長く続けられたのは歌が初めてなんです。ただ、もちろんみんな違ってみんないいものだと思うので、歌で技術を張るというより、歌に対するまっすぐさという意味で、胸を張っていきたいです。
――キャストそれぞれが、強い思い入れを持って活動に臨んでいると思いますが、お芝居や歌などで思うようにいかない場面もあったのではないかと想像します。そんなとき、何が支え・原動力になってくれましたか。
とても恥ずかしいんですけれども、つらいときは“食べる”ですね。うまくいかないときは、だいたい元気がないときだと思うんです。「なんかちょっと今日調子悪いかも」というときは、わたしは食べ物をろくに食べていない日や、ライブに向けて体を絞ることが多くて、それもあって「今日ダメだ」と思ったときは好きなものを食べると決めています。でも、本当に健康は大事なので食べ過ぎないように気をつけます(笑)
ショウビジネスの世界で生きてきた平安名すみれに共感
――少しさかのぼってお話を聞かせてください。ご自身が担当するメンバー(平安名すみれ)に出会ったとき、どんな印象を抱きましたか。また、ここまでTVアニメの収録や楽曲のレコーディング、ライブ等を経て、その印象はどのように変わりましたか。
すごくさかのぼると、オーディションのときになりますが、オーディションのときの台詞の中で、「この子のこういう部分をわたしがいい方向に変えてあげたいな」と思ったことがあります。いつも「ギャラクシー!」と言っていますが(笑)、「絶対この子は何かある」と思いました。「ギャラクシー!」の意味はいまだによくわかってない部分がありますが、ショウビジネスの世界に長くいたということには共感できることがあるかもと思ったのがきっかけで「この子・すみれちゃんのオーディションを受けたいな」と思いました。わたしは中学生のときから芸能活動を経験してきた部分があるので、この子を担当させていただけたらすごく幸せだろうなと思いました。
――当初の印象から今までで、その印象は変わっていますか。
最初の方は、センターになるためにスクールアイドルを始めた子なので、スクールアイドルになりたいという可可ちゃんやかのんちゃんみたいな理由ではなく、自分の夢を叶えるため、将来を見据えた希望で入部して自分の夢を叶えるために頑張っていた印象がありました。TVアニメ2期になったら自分の夢よりも可可ちゃんの夢を気にしていて、それは多分TVアニメ1期で「ノンフィクション!!」でセンターを張れて、そこで強くなれたからこそだとは思いますが、自分の心配よりも他人の心配ばかりしている印象がありました。TVアニメ2期は特に1年生の心配もしていたので、すごく大人になったなと感じます。でも、自分のショウビジネスの夢も大事にしてほしいなという気持ちもあって、すごくすごく優しい子なんだなという印象です
――出会った当初は気づいていなかった、ご自身が担当するメンバーの新たな一面、「ここが好き」と自信を持って言えるポイントについて、教えてください。
重複しちゃうかもしれませんが、とにかくいるだけで安心感があるところかなと思います。優しい部分もそうですけど、すみれちゃんは「Liella!のジョーカー」という2つ名があるので、Liella!のジョーカーとしてパフォーマンスをしていたり、他の子のサポートもうまく回れていたり、そういった部分ですごく安心感がある子だなと思うので、そこがすごく好きです。見習わなきゃと思っています。