6月11日は、“ガッキー”の愛称で人気を博す俳優・新垣結衣の35歳の誕生日だった。2023年は“月9”ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に第2話から第4話まで出演し、第7話と第9話に再登場。同作では木村拓哉が演じる風間公親の門下(通称:風間道場)で新人刑事として実践を学ぶ“隼田聖子”を演じている。隼田は小学生の娘を持つシングルマザー。過去を背負った翳りのある演技がとても印象的だった。キャリアを重ねるごとに、演技の幅を広げているのを実感する。そういった母親役も似合う俳優となった新垣のこれまでの活躍を振り返ってみたいと思う。と言っても、多くの作品に出演しているので、今回は“風間道場=学びの場”にちなんで、“生徒役”を務めた印象的な作品を中心に彼女のキャリアを紹介する。
圧倒的人気の“ニコモ”から俳優へ
沖縄出身の新垣は、2001年に小中学生向けのファッション誌「ニコラ」のモデルオーディションでグランプリを獲得したことをきっかけに芸能活動をスタート。2005年の春にニコモを卒業するまで15回も表紙に登場するほどの人気を誇っていた。
2005年1月から放送されたドラマ「Sh15uya(シブヤフィフティーン)」(テレビ朝日ほか)で俳優デビュー。同年7月期のドラマ「ドラゴン桜」(TBS系/ディズニープラスほかで配信中)に主要キャラクターの一人・香坂よしの役で出演し、注目度がアップ。見た目が“コギャル”というのも、今となっては懐かしい感じもする。
「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の“梅村さん”などJK役多数
2006年にも4月からの連ドラ「ギャルサー」(日本テレビ系)でパラパラの上手なギャル・ナギサを演じたりしているが、2006年といえば「ポッキー」のCMでの“ポッキーダンス”で大ブレイクした年なので、この頃はアクティブなイメージも違和感がなかったのかもしれない。その直後の7月からは「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ系)に出演。こちらも高校生役で、素直で優しい性格の“梅村さん”こと梅村ひかりを演じている。振り幅が広いが、こういった真面目な役もうまくハマるところも大きな魅力。
2007年9月公開の映画「ワルボロ」では、松田翔太演じる主人公のコーちゃんが淡い思いを寄せるマドンナ的存在、優等生の山田を演じるなど、年齢的にもこの時期は学生役が多く、しかもどの作品も人気が高かった。学生役での金字塔的作品となったのが、同じく2007年に公開された映画「恋空」。これまた今では懐かしい響きの“ケータイ小説”を映画化した作品で、三浦春馬とW主演を務めた。10代ならではの輝き、はかなさなどが入り混じり、見る者を引き込む魅力があった。
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