眞栄田郷敦、阿部寛との共演は「少しでも吸収したいと思いながら…」<どうする家康>
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第22回「設楽原の戦い」が、6月11日に放送された。武田信玄(阿部寛)の息子・武田勝頼を演じる眞栄田郷敦からコメントが届いた。
自然と勝頼の思いを理解できた気がする
――父・武田信玄を演じた阿部寛さんとの共演はいかがでしたか?
阿部さんは、カメラが回っていないところでは温和で優しい方ですけど、いざ撮影が始まるといらっしゃるだけで武田信玄としての威厳や存在感が感じられて。勝頼は信玄に対する尊敬、そして信玄を超えたいという思いの強い人物ですが、阿部さんとご一緒させていただいたことで、自然と勝頼の思いを理解できた気がします。
特に信玄が亡くなってからは、勝頼も信玄に負けない存在感を表現しなくてはならなかったので、阿部さんのお芝居を見て学び、少しでも吸収したいと思いながらご一緒していました。
自然と気持ちが入っていく感覚が何度もあった
――古沢良太さん脚本の魅力を教えてください。
古沢さんは数々の名ぜりふを書かれている印象がありますが、今作は特定の“このせりふが良い”というよりは、せりふの連なりというか、リズムがとても心地よくて。自分が演じていても自然と気持ちが入っていく感覚が何度もありました。中でも、第22回で長篠の戦いの前に自分の軍に対してスピーチをするシーンは特に演じていて気持ちも乗りましたし、ぐっとくるものがあり、心に残っています。