橋本環奈が主演を務め、Hey! Say! JUMPの山田涼介が共演する「王様に捧ぐ薬指」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)が、6月20日(火)に最終話を迎える。最終話の放送を目前に控えた山田に、これまでの撮影の振り返りと今の思いを聞いた。
最終話を前に、綾華と東郷が電撃離婚
同作は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華(橋本)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷(山田)が繰り広げる胸キュンラブコメディーだ。
“メリット婚”から始まり、これまで幾多の試練を乗り越えてきた綾華と東郷。本物の夫婦となってラブラブな日々を送っていたのも束の間、第9話では東郷が綾華にまさかの離婚宣告。波乱の展開が続く中、二人の関係は一体どうなってしまうのか。
30歳になったタイミングで演じたからこそ、東郷はみんなに刺さったのかも
僕自身、ここまで明るいテイストのドラマはあまり経験していなかったので、この作品はとても新鮮でした。東郷のキャラクターを演じるのを難しいと思うこともなかったですし、楽な気持ちで演じることができています。これまでは重い役も結構多かったので。開始当初のインタビューで「東郷に共感できるところはない」と話したかと思いますが、それは今もあまり変わっていません(笑)。僕と東郷はとにかく境遇が違いすぎますしね。
皆さんをキュンキュンさせなきゃいけない役どころだと思いますが、演じている僕自身は正直あまり手応えがなくて。でも、スタッフさんからSNSでの盛り上がりや反響を聞いたりして、たくさんの方に楽しんでいただけていることをうれしく思っています。ただ反響が大きいと逆に、「次に演じる役は大丈夫かな」と不安に思ったりもしますけどね(笑)。少女漫画のキャラクターを演じるのは初めてでしたが、若いころではなく、30歳になった今このタイミングでこういう役をやったからこそ、たくさんの方に東郷が刺さったというのはあるかもしれません。
主題歌「DEAR MY LOVER」も、今年全員が30代になるHey! Say! JUMPにとって「まだまだこういうの歌えます」という挑戦の曲だったので、ドラマを通してたくさんの方に聞いていただけて、踊って楽しんでもらって、非常にうれしく思っています。ライブでも盛り上がると思うので、披露するのが楽しみです。