映画「交換ウソ日記」あらすじ
「好きだ」――高校二年生の黒田希美(桜田ひより)は、ある日移動教室の机の中に、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山潤(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところからヒミツの交換日記が始まる。
ところが、実はその手紙や交換日記が希美の親友・松本江里乃(茅島みずき)宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、つい「江里乃」としてやり取りを続けてしまい、自分とは真逆の思ったことははっきりと口にする瀬戸山を知るうちにどんどん惹かれていく。
一方、友人に誘われて行ったカラオケで瀬戸山とばったり会ったことをきっかけに、希美本人としても瀬戸山と話す機会が増え、距離が近づいていく。江里乃と親友の林優子(齊藤なぎさ)、瀬戸山の親友・米田晴人(曽田陵介)たちと5人で遊びに行った遊園地、2人だけの勉強会やバスケの特訓…好きになってはいけない相手なのに、希美の瀬戸山への想いと切なさは募っていく。
瀬戸山によって、少しずつ自分の素直な気持ちを周囲に伝えられるようになった希美。そんな彼女の些細な変化に、以前希美が付き合っていた先輩の矢野大翔(板垣瑞生)も気づき、希美を再び意識するようになる。日記の中の「江里乃」としての自分と、「希美」としての自分。2つの関係をいつまでも続けるわけにいかないと頭では理解しているが、打ち明けるきっかけをますます失っていく。そしてついに、瀬戸山から届いた日記にはあるひと言が…「お前、誰?」。ウソから始まった切ない片想いは、思いもよらない展開を辿っていく。
下に続きます
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