<どうする家康>寺島進、松本潤との共演を語る「松本潤演じる徳川家康は限りなく画期的」
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第23回「瀬名、覚醒」が、6月18日に放送された。今回の放送でこの世を去ることになった家康(松本)の伯父・水野信元を演じた寺島進からコメントが届いた。
一刻も早く平穏な世界にしてもらいたい
――水野信元の人物像についてお聞かせください。
戦国武将の中、度量・人柄・行動力・交渉術・決断力を併せ持つ策略家。そんな中、子どもがそのまま大人になったような純真な心も兼ね備え、まれな存在であるが故に嫉妬する敵も多くいたであろう。家康には天下を取ってもらい、一刻も早く平穏な世界にしてもらいたいと。
――最期のシーンはどのような思いで演じられましたか?
「なぜ?なぜ?」と困惑しながら息を引き取った水野信元。肉体は死んで、あの世に行っても「なぜ?なぜ?」とさまよい続けているだろうから、成仏できていないのでは…。切な過ぎるし、無念な気持ちです。
見事に止めを刺してくれました
――甥の家康を演じた松本潤さんとのご共演はいかがでしたか?
限りなく美しい座長。限りなく美しい家康。松本潤演じる徳川家康は限りなく画期的で今後がますます楽しみであるから目が離せないです。
――「どうする家康」ご出演を通して、印象に残っているシーンを教えてください。
やはり、水野信元の最期ですかね。信元の止めを刺す家臣が岡部大くんで、緊張していたせいか、タイミングが合わない殺陣だったので、彼に「こんな斬り方じゃ俺は死ねねぇぞ!」とげきを飛ばしたんです。それが怪我の功名か、本番でより一層の緊張感、緊迫感を醸し出す雰囲気の中で、見事に止めを刺してくれましたね!岡部大くんに一言「これからは楽しく殺陣を勉強して下さい!」。