市川美織が主演を務める映画「夢叶えるサウナ」の完成披露イベントが6月21日に都内で開催され、市川の他、天木じゅん、平田梨奈、宮瀬なこ、平岡亜紀監督、そして主題歌を担当したサウナアイドル「100℃の世界」から田島春那、龍杏美、柴田陽夏の3人が登壇した。
サウナを舞台に描く、悩めるアラサー女子4人の友情物語
恋に、仕事に、友情に、頑張るすべての女性に送る同作品。取り柄もなければ夢もない、なんとなく日々を生きてきた主人公のOL・山崎のぞみを市川が演じる。そして、のぞみの唯一の楽しみは、地元のサウナに学生時代の友人と集まる「サウナ部」。その「サウナ部」メンバーは、崖っぷちのアイドル・美沙を天木、唯一の既婚者・佳奈を平田、引っ込み思案のほのかを宮瀬が演じる。
天木じゅん「温泉とサウナに毎日入れるご褒美が幸せ」
作品を初めて見た観客に向け、市川は「いかがでしたでしょうか?」と問い掛け、さらに客席の女性を指名して逆インタビュー。「とても面白かったです。あまりサウナは行ったことないんですけど、とてもサウナに行きたくなったのと、地元の友達が4人組なので友達に会いたくなりました」という感想を聞き、「仕込みかってくらいの完璧な回答ありがとうございます!」と喜び、「全然仕込んではないですからね」と笑いを誘う。
続けて「こういった皆さんからの感想を楽しみにしていたので、やっと皆さんに公開して見ていただけたことが素直にうれしいなと思います。なので、消極的な皆さんもSNSであれば匿名だから大丈夫」と、直接ではなくてもネットで感想を聞かせてほしいとお願い。「匿名だからといって誹謗中傷はダメですよ。言葉のナイフってありますから。サウナのように熱い気持ちをぶつけていただければ」と、ニコニコしながら市川らしく言葉を投げ掛けた。
ほか、撮影を通じて4人の仲が深まっていったエピソードを披露。性格が真逆だという平田と宮瀬が一番仲良くなったそうで、今では家に泊まりに行くほどの仲の良さだと告白。サウナ好きの天木は泊まり込みで撮影に使用していた温浴施設が天然温泉だったため、「温泉とサウナに毎日入れるっていうご褒美を頂けて、私はそれが幸せで」と撮影を振り返った。