初週ミリオンを突破したアルバム『i DO ME』を引っ提げて9人が初めて挑んだ単独ドームツアー「Snow Man 1st DOME TOUR 2023 i DO ME」。東京会場は、約4年前に悲願のCDデビューを発表した東京ドーム。“伝説”の始まりであるその場所に、名実共にトップアイドルとなった彼らが帰ってきた。
6月10日の東京ドーム公演を全力リポート!
9色のペンライトが宝石のようにきらめく会場。客電が落ち、岩本照が「東京~! 騒げるかい!? 楽しめるかい!? かかってこい、ドーム!!」と叫ぶと、20mの高さのゴンドラから宝石よりもまばゆい輝きを放つ9人の美男が登場! メンバーカラーの豪華なコートを羽織り、デビュー曲「D.D.」から勢いあるライブがスタートだ。
今回のライブ演出は深澤辰哉と阿部亮平を中心にメンバー全員でアイデアを出して制作。冒頭からそれが手に取るように伝わってきたのは彼らの“ファンファースト”の思いだ。イスを使ったアダルトな演出が人気の「KISSIN′MY LIPS」、ムービングステージを使った「Grandeur」と、まずは大ヒットシングルの連発で観客をおもてなし。途中、宮舘涼太が「パーティータイムだ!!」と自身の愛用フレーズを投下すると場内はすさまじい熱気に。