9月9日(土)から28日(木)に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「DREAM BOYS」の制作発表会見が、6月29日に都内にて行われ、主演のSnow Man・渡辺翔太、Champ役のSixTONES・森本慎太郎が登壇。“エモさ”を出す秘訣や、互いの関係性、自分が一番だと思うところなどを語った。
渡辺翔太×森本慎太郎による、新生「DREAM BOYS」が誕生
2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、亀梨和也(2004~2012年主演)、玉森裕太(2013~2018年主演)、岸優太(2019~2021年1月主演)、菊池風磨(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年さまざまな組み合わせで演じられてきた同シリーズ。
20年目を迎える今年は、主演に渡辺、Champ役に森本が抜てきされ、2019年の公演から演出に加わった堂本光一が一手に演出を手掛けることが発表されている。
“エモさ増し増し”のポスタービジュアル
切磋琢磨し合った過去の二人をテーマに青空の下で笑い合うティザービジュアルと、すれ違ってしまった現在の二人をテーマに静かなる闘志がにじむポスタービジュアルが公開されたことについて、「これまでとは違う“エモさ”を出す秘訣」を問われると、渡辺は「今までは、力強さ・エネルギーが全面に出ているものが多かったけど、今回は友情物語を全面に出している」と語る。
「作品の友情物語という部分と、渡辺と森本という二人の関係性、そしてSnow Man、SixTONESが同時デビューをしたというところも対になる部分。作品上と、普段の部分でリンクしているものがあるので、そこが今回いつもと違った感じで、“Snow ManとSixTONESだから”という見え方になっているのかもしれないですね」と、デビュー時からうたう「ライバルがいるって最高だ」というフレーズをまさに実感している様子。
森本は「しょっぴー(渡辺)とは普通にプライベートでも仲良くて、『少年たち』のときとかは一緒にご飯に行ったりだとかもよくしていた」といい、「デビューして一緒に仕事をする機会が減り、久しぶりに1カ月間一緒に仕事をする」と感慨深げ。
「気の知れた仲なので、普通に仲がいいからこそ出るその空気感と、『久しぶりに一緒に仕事するね!』みたいな気持ちがあふれ出て、エモさが増し増しになってるのかなとは思います。なので、舞台期間中も『終わった後に飯を食いに行こう』という話をしてまして、僕が店をセレクトしておこうかなと思っております」とうれしそうに話した。
「僕たち2グループは、仲の良さが勝ってしまっている」
さらに、「同時デビューしてどうしても比べられてしまうことがあるのでは?バチバチしたライバル意識はお互いにあるか」という質問には、森本が「ないですね。やっぱり仲がいいですから」ときっぱり。
渡辺も「一応デビューのときは『SixTONES vs Snow Man』という、“vs”がついているのでライバル関係という印象が強いと思うんですけど、僕たち2グループは、そのライバルっていう部分もあるんだけど、それより仲の良さが勝ってしまっている」と同調。
続けて、「もちろん他のグループより意識はいってしまいますけどね。今回こういうMVなんだとか、今回こういうシングルなんだ、ということはありますけど、バチバチに『やってやるぜ!』みたいなのよりは、仲良く『帝国劇場楽しもうね』っていう感じの空気感がありますね」とにこやかに語った。
森本も「お互いの楽曲が出てMVを見たりするのも多分、ライブを見に行ったときにシンプルに楽しみたいからというのがすごく強くて(笑)。でも、一応“vs”でやってきたので、その“vs”感は、舞台に生きるとは思いますね」と笑顔を見せた。
MENT RECORDING
発売日: 2023/07/05