神木隆之介主演の連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。7月12日放送の第73回では、万太郎(神木)の住む長屋の住人・倉木(大東駿介)が存在感を発揮。Twitterのトレンド入りする場面があった。(以下、ネタバレを含みます)
印刷機を買う!いよいよ始まった万太郎&寿恵子の大冒険
幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、高知出身の植物学者・槙野万太郎が植物学の道を突き進む「らんまん」。第15週「ヤマトグサ」では、万太郎が植物学者として世間に認められるため、その足掛かりとして植物図鑑づくりに突き進むエピソードが描かれている。
寿恵子(浜辺美波)の思わぬ援護射撃があり、石版印刷機を購入するという大勝負に出た万太郎。峰屋から持たされた、いわば生活防衛資金の千円をすべてつぎ込み、後がない状況で図鑑づくりにまい進する覚悟を決めた。
「ゴチャゴチャうるせえんだよ」
長屋に戻り、印刷機を置くため長屋の壁をぶち抜きたい、石版を磨くための砂を置きたいと差配人・りん(安藤玉恵)らに説明した万太郎と寿恵子。りんたちが難色を示す中、ただ一人援護射撃をしたのが、倉木だった。
「ごちゃごちゃうるせえんだよ、お前ら。その印刷機、もう買っちまったんだろ?」と会話に加わってきた倉木。「そんならもう四の五の言わずにこれ(壁)ぶち抜くしかねえじゃねえかよ」「その辺に庇(ひさし)でも張り出して砂置き場作ればいいじゃねえかよ。そしたらお前、雨の日でも働けるし布団もジャリジャリしねえじゃねえかよ」と、荒っぽい口調ながらも建設的な提案までして、りんらを納得させた。