メンズノンノ専属モデル・俳優の鈴木仁が、2度目となる個展を東京・渋谷PARCO B1F GALLERY Xにて7月14日(金)より開催。開催前日となる13日、マスコミ向けの取材会を行い、個展の見どころや今回撮ってもらった写真家に直談判したというエピソードなどを語った。また、7月22日(土)に鈴木が24歳の誕生日を迎えるということで、一足早いサプライズバースデーも行われた。
撮り下ろし写真や映像を展示
「JIN SUZUKI PHOTO EXHIBITION ZJINE/ _side」と題した今回の個展では、会場で本展覧会のための撮り下ろし写真、映像を展示する他、オリジナルグッズや写真をまとめたフォトブック「Zine」の販売などを予定。渋谷PARCO B1F GALLERY Xでは7月14日(金)～30日(日)まで、大阪・心斎橋PARCO 4F SkiiMa Galleryでは、8月4日(金)〜16日(水)まで開催される。
2度目の個展開催を直前に控え、今の心境を「楽しみです。PARCOさんには本当に感謝ですね。もちろん事務所の方々もそうですけど、関わってくれたスタッフの方々に感謝しながら、こういうイベントを開催できることが本当にうれしいです」とコメント。
今回は写真家の嶌村吉祥丸氏に鈴木自ら撮影をお願いしたそう。嶌村氏とは以前一度交流もあったとのことだが、経緯については「この企画をやるとなった時に前回とはまた違って大きな企画にしたいと。そこで自分がまだ撮ってもらったことのない方に撮ってもらいたいなと思って、吉祥丸さんに撮ってもらったらどう撮ってもらえるのかなと気になったし、すてきな企画になるんじゃないかと思いました」と明かす。
自ら足を運んでオファー
その上で、事務所からオファーするのではなく自分自身で話を持っていきたいと考えたそうで「吉祥丸さんが『ラーメン吉祥丸』をやられているので、そこに顔を出せば会えるかなと思って(笑)。ラーメンを食べに行くのも兼ねて、吉祥丸さんに『こういう企画を考えていて、ぜひやってもらえないですかね？』と話したら、そこに吉祥丸さんのマネジャーさんもいて、『いいねいいね！』となりまして。あとは(自分の)マネジャーさんにもお話して、やりとりしていただいてここまできました」とのこと。今回の企画実現の裏には、鈴木の良いものを届けたいという真摯(しんし)な姿勢、見事な行動力があったようだ。
そんな鈴木はカメラが趣味ということで、普段どんなものを撮るのかと聞かれると「これというのは決めていないですけど、友達だったり、弟だったり、風景。旅先では絶対持ち歩くものですし、何でも撮りますよ。その時の気分で自分の好きなものを撮ります」と話し、今後撮ってみたいものについては「人物は撮りたい。一人の人を自分の視点から捉えて写真を撮ってみたくなりました。冊子みたいなものを自分で作るのもありだなと思いました」と先を見据えた。
また、7月22日に24歳を迎えるということでバースデーサプライズも実施。花束を受け取ると、照れ笑いを浮かべながら「こんなすてきな花束をありがとうございます！戸惑っております(笑)。これからも成長していけるよう頑張ります」とニッコリ。
そして、24歳の抱負を「役者・モデルでは、もっと幅広く自分の良さをどんどん広げていきながら、役の魅力を伝えられるようになれたらいいなとも思いますし、自分ならではの展示というのも新しい形としてできているので、違う表現の仕方だったり、自らカメラマンとして立ったりとかも今後の夢としてはあります。一つ一つ夢を広げられるようになれたらいいなと思っています」と、力強く語った。
◆取材・文・撮影＝ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
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