福原遥と深田恭子がW主演を務めるドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第4話が8月1日に放送された。前回、思いがぶつかりあった有栖(福原)と父・市郎(安田顕)。妻・母が亡くなってから手を取り合ってきた父娘らしい、その後が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
妊娠を周囲に知られる有栖
同作の主人公は、キュレーターになる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきた40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田)。彼女たちが年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築いていく様子を中心に、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーも描かれる。
大学の後輩である有栖に興味を持つダンサーを目指す黒澤祐馬を鈴鹿央士、瞳子が出会うアート作品の輸送を受け持つトラックドライバー・加瀬息吹を上杉柊平が演じる。
第4話は、おなかの赤ちゃんが順調に大きくなる喜びの一方、父には知られてしまったものの妊娠をみんなに知られるのが怖い有栖。バイトも大学もギリギリまで頑張りたいと思っていたが、大学では、おなかが目立つようになったことでうわさがあっという間に広がり、バイト先でもひょんなことからバレてしまった。
大学では祐馬が、バイト先では瞳子がかばってくれた。そんななか、ちゃんと向き合わなければならないのは、やはり父親だ。
瞳子と有栖の父・市郎が会う
検診に付き合い、おなかの赤ちゃんが順調に育っていることを自分のことのように喜んでくれる瞳子に感謝する有栖。一方で、「しないでいいですからね。お父さんと話すとか、説得するとか、そういうこと。これは私の家族の問題なんで」と、父とのことにはくぎを刺していた。
しかし、瞳子は根っからのおせっかい。市郎から手紙が届いたのをきっかけに会い、そこで11歳で母を亡くした有栖と精いっぱい向き合ってきたつもりだったが「育て方を間違えました」と口にした市郎に、自分が見た有栖は父親を大切に思っているのは明らかで、必死に前を向いて頑張ろうとしているのだと告げた。
そこには、瞳子自身が重なる思いもあった。瞳子が自立するように育ててきた母が、いっこうに結婚をしない瞳子を心配して同じようなことを言っていたのだ。
そんな瞳子に背中を押され、市郎は有栖と会うことに。