原菜乃華「いつか古沢さんの作品に出演するのが夢でした」
――(森崎さんと原さんは)古沢作品への出演は初めてかと思います。好きな作品はございますか。
森崎:「コンフィデンスマンJP」シリーズが大好きですね。奇想天外な物語の運び方、出てくるキャラクターの濃さ、絶妙なコメディータッチの所が見ていて本当にワクワクしますね。ですので今回、古沢さんの脚本で演じられる事、非常に楽しみでございます。
原:古沢さん脚本の「リーガル・ハイ」(2012年)という作品が本当に大好きで、初めてドラマにハマった作品であり、お芝居を頑張りたいと思ったきっかけの作品であります。小学生時代、せりふを丸暗記して一人芝居をして遊んでいたくらい、私の中で殿堂入りしている特別な作品です。その頃からいつか古沢さんの作品に出演するのが夢でしたので、かなえることが出来てとてもうれしいです。
森崎ウィン「松本さんの背中を見て最後まで座長について行きたい」
――家康役の松本潤さんとのシーンが多くなるかと思いますが、お芝居をしてみて感じたことや、
今後楽しみにされていることがあれば教えてください。
松本若菜:現場ではスタッフさんも演者さんも、松本さんを愛称で"殿"と呼んでおられ、実際に対峙(たいじ)させていただいたら本当に殿にふさわしいいでたちで、とても心強く感じました。オンエアで見ていた「どうする家康」とクランクインの時の「どうする家康」の時差がかなりあり、背景やキャラクターの強さや想いが全くの別物になっていました。そのギャップを埋めるのに、たくさんの映像や資料を見て、自分のイメージと現場の温度感を擦り合わせていく作業がとても楽しく、やりがいを感じております。
森崎:松本さんとご一緒するのは今回が初めてですし、僕としてはミャンマーから日本に来て、テレビの中の人というイメージがあったので、その方と対面してお芝居が出来るというのは本当に喜ばしいことでございます。先日の衣装合わせでちらっとお会いしたのですが、背中で語る方なのかなと感じたので、父の背中を見て育つじゃないですけど、役も相まって自分もちゃんと松本さんの背中を見て最後まで座長について行きたいなと思います。
――共演を楽しみにされている方がいらっしゃれば教えてください。
原:初回から一視聴者として楽しく見させて頂いていたので、やはり松本潤さん演じる徳川家康に早くお会いしたいという気持ちが強いです。