＝LOVE(イコールラブ)が8月6日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」(8月4～6日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場。メジャーデビュー曲から最新シングル表題曲まで幅広い楽曲を8曲パフォーマンスし、目下の充実ぶりを見せつけた。
「TIF2023、一番アツいステージにしましょう！」
“イコラブ”こと＝LOVEは大谷映美里、大場花菜、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、高松瞳、瀧脇笙古、野口衣織、諸橋沙夏、山本杏奈の10人組。指原莉乃のプロデュースで2017年9月6日に「＝LOVE」でメジャーデビューし、これまで14作のシングルすべてオリコンウイークリーランキングトップ10入りを果たしている。
近年はモデル活動やバラエティー番組出演、ドラマでメインキャストを務めるメンバーもいて、男性ファンのみならず女性ファンにも支持が拡大しており、同業のアイドルからも一目置かれる存在。この日も自分の出番を終えたアイドルが今か今かとイコラブのステージを待ちわび、瞳をキラキラ輝かせてパフォーマンスを見つめる姿があったほど。
「overture」が流れてメンバーが入場する頃には既に会場のボルテージがMAXに近く、熱気ムンムンの中で佐々木の「やってきました＝LOVEでーす！TIF2023、一番アツいステージにしましょう！」の掛け声から、1曲目はその佐々木がセンターを務める“夏祭り”がテーマのラブソング「夏祭り恋慕う」。
続いて“声出し解禁”のTIFにはもってこいの楽曲「探せ ダイヤモンドリリー」を。ファンによる全力の“ガチ恋口上”もバッチリ決まり、早くもメンバーとファンが一つになったような一体感のあるステージを作り上げる。
その勢いのまま“樹愛羅先輩”こと齋藤の「HOT STAGE、声出すぞー！」、大場の「イコラブファンいけんだろ～!?」、野口の「おひさま(次に登場の日向坂46ファン)も付いてこれんのか～？」など、キレッキレの煽りから、ヘビメタ楽曲「いらない ツインテール」をハスキーボイスで歌い上げたかと思えば、一転して佐々木がセンターを務める、かなわぬ恋の切ない気持ちをつづった王道青春ソング「この空がトリガー」へ。違う曲調の楽曲も違和感なくつなげつつ、それぞれでイコラブらしさを感じさせ、ポテンシャルの高さを見せつけた。
ラストの「＝LOVE」では粋な演出も
そして「Oh！Darling」でタオルをブンブン振り回し、「青春“サブリミナル”」「ナツマトペ」まで7曲ノンストップでパフォーマンス。高松による「早いものですが＝LOVE、次の曲が最後の曲になります！それでは聞いてください…＝LOVE」の曲振りから、自身がセンターを務めるメジャーデビュー曲「＝LOVE」を披露。
「＝LOVE」のパフォーマンス中には、ステージ後方のモニターにメジャーデビュー直前だった2017年8月の「TIF」初出演時のパフォーマンス映像が映し出されており、一回りも二回りも成長したイコラブの姿を感じられる粋な演出となった。
リーダーの山本は「このTIFという大切な、大きなステージに7年連続で立たせていただけたこと、そして2017年ぶりに屋外のHOT STAGEに帰ってこられたことが本当に本当にうれしいです。ありがとうございます！」と感謝。
そして「私たちは6周年コンサートを10月にさいたまスーパーアリーナにて開催させていただきます。ここの会場に来てくださっている皆さん、みんなに来てほしいですが、来てくれますか～？」と呼び掛けると、「ハーイ！」「オー！」と大きなリアクションが。
最後に「また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。この後も最後、日向坂46さんのステージを楽しんで帰ってください！」とメッセージを送り、締めくくった。
◆取材・文＝伊藤鈴輝
