畠山愛理が”美しい舞台作品”のような「世界新体操」の魅力を伝える!!
畠山愛理コメント
選手としてではなく、体育館に来ることがとても新鮮で違和感がありました。引退してからも、一緒に頑張ってきた選手たちと関わることができるのはすごくうれしいことですし、選手だったからこそ伝えられることがあると思います。
例えば、選手達が簡単そうにこなす一瞬で見落としてしまうような技も、一瞬でどのようなことをやっているかなど細かいところまでしっかり伝えられたらと思っています。
新体操もフィギュアスケートと同じ表現スポーツ。ルールが少し難しいかもしれませんが、まずは一つの舞台を観るような感覚で見ていただけたらと思います。
演技だけでなく、メークや衣裳、すべてが一つの“作品”のために作られている、ということもお伝えしたいです。 フェアリージャパンは総合でのメダルを目指す上で、実施を安定させる(※)ことが課題だと思います。
そして、難度点をアップさせるためにどのチームも多くの技を作品に入れているので、ミスをする可能性も高くなります。なので、本番はより何が起きるか分かりません。
演技の申告書がなくなった分、どれだけ正確に演技するかも大きなポイントになってきます。強豪ロシアですら、ミスをすればメダルを逃すこともあります。
リオデジャネイロオリンピックを終えて初の世界選手権。どんな試合になるのか楽しみです。私としては「世界新体操」の本番だけでなく、それまでの道のりや舞台裏などもしっかり伝えたいです。
自分らしさも忘れずに、新体操の魅力を伝えられるよう頑張ります!
※新体操は難度を見る「技術的価値」が5点、振り付けや音楽との調和を評価する「芸術的価値」が5点、手具操作などをチェックする「演技実施点」が10点、計20点で採点する。その演技実施点の部分のこと。
8月、テレビ朝日系で放送